京都府登録文化財・・・稲粒神社 そして、稲粒神社文化財環境保全地区、神社に森一帯!
稲粒神社本殿は江戸時代後期に建立された神社で、本殿建築の遺構として貴重なものとのこと・・
鎮座地は・・・京都府福知山市川北
そして、中井権次一統の足跡でも、あります・・・
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由良川の北岸、川北の水田の中に鎮座します
社頭前には小川があり、参宮橋といふ石の神橋があります |
社頭です・・・いや、正直、場所、分からない・・・そして、参道もね!
京都府登録有形文化財・・・
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稲粒神社本殿 一棟
一間社流造、正面軒唐破風付、銅板葺
附 棟札四枚
・・・寛文拾露日(1670年)
・・・寛政十一年(1799年)寛政
・・・案内板より引用 |
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本殿は一間社流造で正面に軒唐破風をつける
組物は二手先尾垂木付の斗栱を用い詰組に配し、尾垂木端には渦紋を施し、四隅のものは竜の姿彫りにする
妻飾りは二重虹梁で二重目は出組にして更に一手持ち出す
向拝は、海老虹梁一組と手挟み二組で繋ぎ、連三斗も三段積みにし桁、頭貫間には竜の彫物をはめ込む
縁は四周にまわし脇障子は斜後方に開いて付けられている
このように当本殿は小ぶりではあるが、ふんだんに細工を凝らした優品である
建立時期は、寛政十一年で、大工は播州三木と当村の者、彫物師は江戸時代後期に中丹、丹後で活躍する柏原の中井氏である
・・・案内板より引用 |
拝殿・・・
拝殿、本殿・・建立時期は、寛政十一年・・・
御祭神は保食神・・・
中井権次一統の資料によれば、彫刻は中井丈五郎正忠と久須善兵衛政精とある
向拝・・獅子噛みが虹梁の上にいますね!
本殿、右面より
左右、脇障子・・・
本殿、背面より・・・
後方へ45度?開いているのがよく分かる・・・生野神社も、同じ形態でしたね!
そして、縁が四周にある・・・
境内社
御旅所
鳥居横の石灯籠、一対・・宝暦?年(1751~1764年)とよめる・・・
手水舎・・
社務所
後方から、畑をみるが、水路、小川沿いに進むと、社頭へでます・・
遊び・・・(*^_^*) 青い空、飛行機雲・・そして、本殿・・・
由良川の北岸、川北の水田の中に鎮座し、社頭前には小川があり、この地の五穀豊穣を願い、水害などを守ったのでしょうか・・・
・・・そのような位置に鎮座したようにも思えます・・・m(_ _)m・・・私感!
参拝日:3月17日
これより下部は、中井権次一統の世界です・・・
兎毛透・・・
向拝下・・獅子噛み、怖い様相ですね 龍も荒々しいように見えますね・・
木鼻、持送り
手挟み
破風
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