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2016年3月8日

長源寺、太子堂・・市指定文化財を巡って・・・兵庫県篠山市西浜谷!

篠山市西浜谷の曹洞宗、長源寺太子堂・・市指定文化財を巡ります



写真上・・・麓にこじんまりとありますね!

篠山城から北へ・・
距離にして、2.3km・・

しかし、よく、来てますね・・篠山!

見事な木の間を通る・・・門です!・・・木の名を知りません‥m(_ _)m 
大師堂・・
身舎が幅4m 縁が1.5m・・・ 
篠山市指定文化財 長源寺大師堂

この建物は、黒岡春日神社の神宮寺であった栄松寺の護摩堂を嘉永三年(1850年)長源寺境内に移築し大師堂と呼ばれるようになりました
 栄松寺の建物は、篠山藩四代藩主松平康信(在職1649~1669年)の時代に仏殿や鐘楼さらに大猷院(三大将軍徳川家光)位牌を安置するために御霊屋が建てられました
その後、寛永二年(1749年)形原松平氏が亀山(現亀岡市)へ転封の折には栄松寺の仏具等を亀山へ移し御霊屋を残して護摩堂としたことが記録に残されています

 建物は、木造瓦葺きで4mの身舎の周囲に1.5mの幅の縁を巡らし、東西に庇と木階がとりつきます 建材は主に欅が用いられ、扉や蟇股、内陣に三葉葵の紋が九ヶ所のこされているのは記録に見える御霊屋の名残ではないかと考えられます
後世の改修及び移築による改変も認められますが、江戸時代十七世紀中頃の篠山藩形原松平氏時代の建築として、さらに現在残っていない栄松寺の建物として貴重な遺構です・・・案内板より引用

大師堂、扉、蟇股の・・三葉葵

1.5m幅の縁・・・
三葉葵・・拡大!
虹梁、蟇股の裏面・・三葉葵・・表裏にある

本堂・・・

篠山市指定文化財・・長源寺太子堂・・市指定文化財
説明では九ヶ所の三葉葵の紋・・と、ありますが、内陣には入れませんので、外部の建物のみ・・・
・・・五ヶ所、確認できました・・・(*^_^*)

しかし、転封の時は、栄松寺の仏具などを亀山に移せば、篠山に栄松寺の遺構が残らないのもうなずけますね!


参拝日:2月26日





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