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2016年2月29日

南僧尾厳島神社・・・市無形民俗文化財・・兵庫県神戸市北区淡河町!

南僧尾厳島神社・・・市無形民俗文化財の「獅子舞」があるのです・・

写真下奥の建物は、覆屋兼拝殿‥屋根は茅葺きだったのでしょうかね!
この覆屋兼拝殿の内に小さな本殿が納まっております
獅子舞の由緒・・・

永正年間(1504年~)の頃より南僧尾村に在住していた能の一派福王氏が天正年間(1573年~)の頃に創設したもので、松尾神社や厳島神社に奉納したものが、伝えれたもので、類例の少ない雄獅子です。
毎年九月十二日は松尾神社で、十三日は当社で奉納されています・・・淡河の自然と文化を護る会
・・・案内板より引用

獅子舞は公開奉納されて、その演目は、「荒神祓」「剣の舞」「猿獅子」「五尺踊」「牡丹獅子」「お多福」「花の舞」など多彩である。以前には、この外に「背継ぎ獅子」等、華麗なものもあったという・・・

由緒‥当社の創建は、明治三年(1870年)の『奉社伝記』によると、「悪疫流行に加え、凶作続きにより、村人難渋する時、市杵島姫命を祀るに、疫病止み、豊作となる。永正十二年(1515年)八月十二日の創祀」と記されている・・

本殿・・・主祭神・・市杵嶋姫命


鳥居の脇にある石灯籠一対・・安永四年(1775年)氏子中」と刻銘が読める・・
       

長床なる建物があったが、阪神淡路大震災の際、破損したため、撤去されたらしい・・・(^_^;)

この南僧尾には、兵庫県指定重要文化財  南僧尾観音堂があります・・・向かいます!




参拝日:2月16日





大川瀬、住吉神社・・・国指定重要文化財を巡って・・兵庫県三田市!

兵庫県三田市大川瀬、住吉神社・・・国指定重要文化財を巡ります・・・又々、二度目・・・!

色々と調べるといくと・・
・・・住吉大神を祀る住吉神社は全国に2,029ある・・大川瀬住吉神社は住吉10大古社のひとつに数えられていたと伝えられる・・と、ある!

県道75線から、赤い鳥居目指して、農道?参道を進みます・・
重文住吉神社本殿の石碑があります
わたくし、好きな雰囲気の石段です・・・途中の石灯籠・・触ってはいけません・・
拝殿・・・

本殿・・国指定重要文化財
舞殿・・県指定重要文化財

社殿は 三間社流造、屋根は桧皮葺で、鎌倉期の建築様式を残しています
建築された年代は大工日原氏が建てたとする棟札写などによって、文永二年(1265年)の建立であると考えられていました。文化財の修理工事の報告書では、古文書に見える貞治四年(1365年)の上棟をとるべきとの見解が示されました・・・
三田市内に現存する最古の神社本殿の建築であるとともに、十四世紀中頃の流造の遺構としても全国的にも貴重なものである
外見は三間社になっているが、身舎内前通りで上座は4つに区切られており、住吉の神四柱を祀っている。 側面は一間で庇(向拝)部分に前室を造るこのような流造は珍しい。 墨書銘では内陣扉の「永享八年(1436年)三月廿四日」がもっとも古い・・・三田市施設案内より引用

左側より本殿正面を・・・

拝殿・・
拝殿、内部・・

舞殿・・県指定重要文化財 そして、長床・・・・・元は、拝殿だったらしい・・・
舞殿・・左右に覗き窓がありますので・・・レンズ差し込み・・パチリです!
隠されたもの?   閉ざされたもの・・見てみたい気持ちになりますね!

八幡社・大歳社

左:五社稲荷 右:御皇霊社
二回目の大川瀬住吉神社・・朱色も鮮やですが、派手さもなく、これこそ、神社本殿と・・・言わんばかりです!

境内社、末社、10社がありましたが、・・・・今回は・・・m(_ _)m


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ここ大川瀬住吉神社の北には、大川瀬ダムがあります・・・

ダム、あれば・・見に行かなければ・・・(*^_^*)

理由は・・なんでしょう?
・・好きなんですかね?

大川瀬ダム
・・河川名:加古川水系 東条川
・・目的:農業用水・水道用水
・・堤高:50.8m
・・堤長:164.0m
・・総貯水量:9,280,000m3

残念ながら、工事中ということで、内部、立ち入り禁止・・・
管理棟・・
ちなみに、大川瀬住吉神社の側を流れる川、大川瀬ダムからの川・・東条川です!


兵庫県三田市、三木市・・・所謂、ゴルフ場銀座です・・・すごい数ですね!
バブル時代に次から次と、開発されました・・・地図上、赤いマークが大川瀬住吉神社・・・



参拝日:2月16日





2016年2月28日

酒滴神社・・・県指定文化財を巡って・・・兵庫県三田市!

酒滴神社・・・二度目の参拝です・・・
なぜか・・重要文化財の、鳥居を見逃していたのです・・・
http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2013/05/blog-post_24.html

・・と、いうことで、再訪問です・・(*^_^*)
写真下の鳥居は、二之鳥居です


祭神: 素戔鳴尊・春日大神・八幡大神

縁起:貞観年間(860年~)九世紀中頃疾病が蔓延した時、スサノオミコトと名乗る童子が神のお告げによって、山中に滴り落ちる霊水を飲むことをすすめ、病から人々を救い信仰を集めたことが始まりという。

県指定文化財・・石造鳥居・・応永二年(1396年)丸部貞国が寄進造立した立派な石鳥居が馬場先にあります。県下最古の在銘鳥居であります
市指定文化財・・本殿・算法額
随心門・・・

随神門に掛かっている算額は、この村の住人、近世和算の碩学、下垣内市左衛門が文化八年(1811)に奉納した物の写しです。
実物は収蔵されていて、三田市しての重要文化財となっています・・・案内板説明より引用

随心門・・・蟇股

見事な石垣、玉垣・・・三層積みの石垣です・・
三の鳥居・・いいすね・・(*^_^*)

本殿・・・市指定文化財・・
蟇股、木鼻、獅子噛・・・見事な彫り物です!
左右、脇障子・・
       
本殿、斜め横から・・・・三間社流造
庇階段宝珠柱の下段は禅宗様式の逆蓮柱になっています

三之鳥居、石灯篭・・御神木・・玉垣・・いいすね!
狛犬・・・ 
二之鳥居からJR福知山線の越えて参道が残されている・・
参道を歩いて一之鳥居へ向かうと・・・おおぉ、来た・・JR!

前回、見逃した、鳥居です・・・県指定文化財です
・・・この位置は、馬場先とある

形式は明神鳥居で、両柱の形は八字転びとなっている・・
脚に基礎盤の亀腹、円柱上部は貫、島木、そり増しをみせる笠木がのる
島木に「応永二歳(1395年)乙亥三月、願主丸部貞国」との銘文があり、県下で最古の在銘石造鳥居である。
また、貫の下面には「元禄二歳(1689年)己巳三月、貫中興」と刻まれており、折損したものを今のものと取り替えたことが分かる。
石材は石英粗面岩(通称、波豆石)で、この鳥居より30年後に建てられた波豆八幡神社(宝塚市)の石鳥居と構えや手法も似ていることから波豆の石工によって製作されたと考えられる・・・案内板より引用


「元禄二歳(1689年)己巳三月、貫中興」と刻まれています・・・
脚、基礎盤の亀腹・・
備忘録に記しましたが、波豆八幡神社・・・
・・・・この鳥居より30年後に建てられた波豆八幡神社(宝塚市)の石鳥居と構えや手法も似ている・・・
http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2015/03/blog-post_67.html


・・・・ここで、思わぬ、出会いがありました・・・・
二之鳥居の前で、帰宅?途中の男性から・・・何の写真も撮られているのですか?・・と!
・・・・・神社の鳥居です・・・・

ちょっとこちらへ・・・と、案内された所・・神社より僅か東へ・・・この岩、なんでしょうか?と・・・
・・・・・いや、わかりません・・・・
ここに、このような岩がある訳がないのですよね!
この酒滴神社・・御神体は、この山なのですよ・・と、指示し・・・・・あの巨岩が関係しているのです・・と!
・・・写真下、中央部分の巨岩、その下の森が、酒滴神社・・・

もう少し案内しましょう・・・と、・・・
・・・ここは、素直についていくと・・・名刺をいただきました・・・
大阪市で、学習塾を経営されている、先生でした・・・この波田東に住まれているようで・・・

写真下:旧丹波街道・・・と、説明いただきました
この付近のお宅は先祖はサムライ・・・皆、刀、槍など武具がありますよ・・と! 

そして、写真下の一部森の部分が、前方後円墳らしい・・と!
いや、本当にご親切に・・・いつでも、尋ねて下さい・・ご案内しますから・・と!
・・・丁重に御礼申し上げました・・ほんと、ご親切に・・・m(_ _)m

堀相模守の居館跡へ・・
むかし、このあたりの領主だった堀相模守は領民から慕われていたが、死を目前にしたとき、「自分の死後すべての財産を自分とともに埋め、もし災害がおきて皆が苦しむことがあったら、墓を掘り返して村を救え」と言い残して死んだ。人々は遺言を守り遺骸とともに財宝を埋めた。後に墓を掘り起こそうとしたものはいずれもひどい目にあったそうだ・・・村人は印に植えたベロ(アシビ)の木の下に眠る相模守が村を守ってくれると「守りの塚と呼んで、子々孫々に伝えたと・・その守りの塚は武庫川対岸の小高い林のなかにある・・・説明板より引用

公民館と稲荷神社
その武庫川の源流に近い?・・川幅も狭い・・・
写真下より、2kmほど、上流になるが、最終氷河期に基盤岩が武庫川に堆積した当野付近の武庫川源流部ともいえる・・・Wikipedia引用

世の中には、親切な方がおられるもので、色々説明いただきました・・・
酒滴神社・・・二回目ですが、県指定文化財の石造鳥居も見ることができました・・・

さぁ、次は又々、二回目ですが・・・大川瀬、住吉神社へ参ります・・・



参拝日:2月16日