ページ

2016年3月6日

宮田天満宮・・天然記念物、五葉松・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県篠山市宮田!

宮田天満宮・・・中井権次一統の作品を訪ねます!
そして、この境内に、篠山市天然記念物の見事な五葉松があります
そして、社務所?集会所の隣の光照寺の脇に建つ・・ 市指定文化財(建造物)・・宮田宝篋印塔

盛りだくさんの宮田天満宮です・・・

下図の赤丸部分が、宮田天満宮なんですが、旧道?のため、道幅狭く・・・
公共の「P」へ駐車させていただきました・・・m(_ _)m
まずは、 宮田天満宮へ・・三段になる石段をあがります・・
小ぶりですが、期待感一杯です・・・右には、五葉松が・・・

彫刻は中井権次正貞とのこと・・・
左、木鼻、持送り・・
右、木鼻、海老虹梁・・
左、脇障子・・・珍しく、キレイに撮影できました・・
       
右、脇障子・・・
     
手挟み、海老虹梁・・・
左面・・

右面・・
社殿の木階脇・・名称が解らない・・m(_ _)m この部分の彫物は見たことがないと思う!
     
いつもながら、中井権次一統の作品には、ほれぼれします!

社殿と五葉松・・・


篠山市指定天然記念物 五葉松
樹高約4.5m 枝張り約12mの壮観たる五葉松である
地元宮田地区の手厚い保護を受けて、強い樹勢を保ち続け、その枝葉は現在も広げている
五葉松は別名ヒメコマツとも言い、松科松属の常緑高木である
野生では高さ30mにもなり、北海道南部から九州太平洋側に分布する
本来は山地の険しい尾根や岩場などに自生するが、庭木や盆栽にも多用され愛好する人が多い
葉は針状で、五枚ずつ束になってつく 雌雄同株で、五月頃若い枝には基部には雄花、先端には雌性球花をつける 和名の五葉松は、五枚の葉をもつマツから名付けられたものである・・・案内板より引用
社殿と同じ高さに根元があります・・

集会所側からみた、五葉松の根・・・なぜ、横にのびるのかなぁ?
12mの羽根を広げるがごとく、葉を、枝をはっていますね・・・お見事!

町花・・・しゃくなげ

摂取山 光照寺・・宮田村大蔵谷に山本彦兵衛という豪族があって浄福寺を建立した ・・・一部省略・・・
光照寺はその後に建立されたもので浄福寺の再興である
・・・案内板より引用
摂取山 光照寺

市指定文化財(建造物)・・宮田宝篋印塔
高さは216cmで市内最大のもので、供養塔として建立されたと考えられる 基礎は上に複弁の反花の装飾をつけ、四面に輪郭をとった格狭間という装飾を刻む 塔身は後世に灯籠として使用するためくりぬかれており、この部分は装飾に様相は判別できない 笠の隅飾り突起はほぼ直立し二弧の輪郭を刻む 相輪も立派で全体的にバランスのとれた宝篋印塔である 造立年代は明らかではないが、手法からみて鎌倉時代後期を下らない県下で古い時期のものと思われる・・案内板より引用

      
毎度のことですが、マンホールです・・・町の花 「しゃくなげ」 です
そして、外灯も・・・「しゃくなげ」・・です!
右に集会場、五葉松、奥に社殿・・・


中井権次一統の見事な作品、彫物、それにまた、見事な五葉松 鎌倉時代後期を下らない県下で古い時期の宝篋印塔・・・
いやいや、一度にすばらしいものを拝見できました・・(*^_^*)


参拝日:2月26日





0 件のコメント:

コメントを投稿