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2017年11月30日

浄仙寺・・・中井権次一統の足跡を巡って‥京都府福知山市大江町河守878

中井権次一統の足跡を巡っています・・・
   京都府福知山市大江町河守878、浄仙寺です

前回の熊野神社より国道175号線、宮津街道を北上・・・僅かの距離・・・
JR大江駅前を、国道より西に一筋、入り・・旧道?北へ僅か走ると参道がありました・・・
ちと、分りづらいですけど・・ね! そして、参道の先には「P」が・・・

福知山市指定文化財、紹介の案内板です・・・
本堂です
浄土宗、御本尊は阿弥陀如来・・・
浄仙寺の開創は応永十一年三月十五日、境閣の西に新治城を構えた城主、新治内蔵之佐持忠(別名天輝公、のち入道浄仙)を開基とし、本誉誠阿大和尚を開山として創始された
・・・中井権次作品集から引用


近づくと・・・おおぉ・・大きな梁の上に、大きな龍が・・・
・・・いいすね・・・
木鼻・・・
木鼻・・・
龍の裏に、刻銘です・・・
・・・ 丹波柏原住人 中井権次橘?正貞・・・と、読める 「?は、字が異なりますが・・・」
龍も下から見上げると、この龍の髭は、丸い金属ですね・・・迫力満点ですね
空は未だ、明るいのですが、日陰はこのとうり・・・さぁ、帰りましょう・・・
福知山市へ、足を運ぶこと、何度目でしょうか・・・
これで、中井権次一作品集の福知山は、全て拝見いたしました・・・

まだまだ、中井権次一統の足跡を巡る旅?は続きます・・・(*^_^*)



2017年11月29日

熊野神社・・・中井権次一統の足跡を巡って‥京都府福知山市大江町公庄

中井権次一統の足跡を巡って・・・京都府福知山市です

京都府福知山市大江町公庄269-14・・・熊野神社です
宮津へ通ずる、国道175号線、その沿線沿いに鎮座しています
何度、この前を通ったことか・・・いつも、時間切れ? 忘れている? と、いうことです
国道沿いでもあり、「P」も不可、急ぎ足で、参拝します・・・

おおぉ‥結構な石段ですね・・・頑張ろう!
二の鳥居を過ぎて、広い場所に・・・上見上げれば、覆屋が・・・あの覆屋の中に社殿が‥
拝礼して・・・
・・・いつものように、SONY-RX100の出番です・・・
・・・格子からレンズ差し込んで、撮影させていただきました・・・m(_ _)m

御祭神:熊野三神、伊邪那美命、速玉之男命、事解之男命

小ぶりな社殿なれど、向拝の龍のすごさ・・・木鼻、持送り、見事ですね
梁をはみ出した龍がいて、その上には、唐獅子が・・・いますね!
左、脇障子
右脇障子
同じ覆屋内の摂社・・・社名、失念しました・・・m(_ _)m
古い石燈籠と狛犬・・・

・・・公庄 熊野神社の狛犬・・・
銘文は普通、基壇に書くことが多いの ですが、この狛犬は胸や腹などの身体部 分に彫られています。
石は笏谷石で別名、 越前石といわれます。現在の福井市足羽 山で産出した。
軟質で、加工が容易にで きる凝灰岩です。福井から海岸の三国湊 まで船で素材の石を運び、三国の石工が 狛犬に仕立て上げ、由良川河口まで運び そして由良川を上がってきたと考えられ ます。
宝暦九年(1759)の作品で、像高 は53センチの小像ですが、少しの傷みもな く保存されています。古い作品なので見 た目には簡素に見えますが魔除けや守護 獣としての役割を存分に果たしていたと 思われます。
両足を斜め前に出し、向かって右側の 阿形(獅子)は上向き加減に頭を上げ、 大きな口を開いています。左側の吽形( 狛犬)は口を閉じているのですが、2本 の牙と歯を見せています・・・案内板より引用

どこか、もの寂しい感じがします

一段目の広場の建物・・・なんでしょう‥ただの倉庫か?
さぁ、降りましょう・・・結構、勾配のきつい石段です

狛犬‥神社の由緒書は見つかりませんでしたが、狛犬の説明はありました・・・
出来ればね、神社の由緒もお願いしたいのですが・・・
中井権次一統の刻銘も分かりませんでした、見えませんでした・・・m(_ _)m

中井権次作品集みれば・・・中井権次橘正胤でした‥
ここだけの話、現地で、恐らく、中井権次橘正胤かなぁ・・って、思いました
・・・いや、ホントです・・・m(_ _)m










2017年11月28日

一宮神社・・・中井権次一統の足跡を巡って・・丹波市市島町中竹田

中井権次一統の足跡を巡って・・・兵庫県丹波市です
一宮神社・・・丹波市市島町中竹田です

2016年9月5日に訪れました・・その時は、中井権次一統の足跡も知らず‥(>_<)
http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/09/blog-post_7.html

2017年11月6日、丹波新聞、中井一統の技より、記事発見・・・
青竜軒と号した最晩年の五代目正忠と権次と名乗り始めた六代目正貞の合作による秀作であると・・・
と、いうことで、中井権次一統の足跡として、一覧表に列記いたしました

今回、大原神社を訪ねた後、同じ市島町・・・と、いっても遠いですが・・・
下地図、左上が大原神社、右横のマークが一宮神社・・・再訪してみようとね!!



なにやら、工事中ですね・・・

そこは、鳥居前に「P」して、社殿を・・・銀杏も黄色く、しかし、落葉していますね・・・


主祭神 : 事代主神
配祀神 : 誉田別命 武内宿禰 萩原家祖先霊神 宇気毛知命
由 緒 :創立年不詳、明治六年(1873年)、村社に列せられる

龍の裏面を探すも、刻銘は発見できませんでした・・・




・・・曳屋で、舞殿を移動させていました・・・工事は、3ヶ月はかかるらしい
そして、工事は・・・舞殿の地盤の補強工事とのこと・・・その後、舞殿も修復と・・

銀杏・・・台風21号でしょう・・・時期としては、早くも、銀杏の葉も落ちています・・・
大原神社から、一宮神社へ、我が目で、再度確認したく再訪いたしましたが、中井権次一統の足跡として我が目では分かりませんでした・・・
・・・眼力を養わなければね・・・m(_ _)m

でもなぁ? どことなく、龍のね、顔がね、角がね・・う~ん?・・・稲粒神社の龍とよく似ているね
・・・2016年9月5日の写真・・・
稲粒神社・・・http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/03/blog-post_25.html
稲粒神社は、彫刻は中井丈五郎正忠と久須善兵衛政精・・・
と、すると、中井丈五郎正忠ですかね・・・私感!



大原神社・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県丹波市市島町徳尾

中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県丹波市です

兵庫県丹波市市島町徳尾1661・・・大原神社・・・
2016年7月29日に訪ねましたが、自動車参道が、災害復旧工事の為、通行不可断念しました
http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/07/blog-post_9.html

あれから、1年と3ヶ月・・・工事も終わっているだろうと、向かいました・・・
しかし、工事車がいました・・・で、お聞きすると、「大丈夫やで!」 ・・って!
防砂堤は完成ですが、のり面とか、少し工事が・・・(下り側からパチリです)
しかし、この参道・・・狭い、枯れ葉が、道を一面覆っています・・・注意!

到着です・・・おおぉ、銀杏の黄色が、紅葉が迎えてくれました・・・(*^_^*)
見上げれば、社殿が・・・山全体が神域・・・
・・・親不知山(604.6m)の中腹にあり安産の神として地元では有名との事・・・
拝殿・・・狛犬と狼がいますね・・・


主祭神:大年命
配祀神:伊邪那美命 須佐之男命                   
由 緒:和銅6年の創立と伝わる
 天正の頃、当地領主余田左馬頭春家、氏神として崇敬す
 天正十年(1582)6月、明智光秀丹波攻めの兵火に罹り古文書等悉く焼失す
 嘉永五年(1852)、領主、藤堂秉之亟本社を再建す・・これ現今の社殿と・・・


本殿、左面
本殿、右面
向拝・・・スッキリと、見せてくれませんね・・・(>_<)
六代目中井権次正貞の作とある・・・

右側から~
これは、鶴か?

左脇障子
右脇障子
先代の狛犬、首が破損している狼・・

う~ん? 分からん! 神輿庫か?
境内社

ここからの眺望は、なかなかです・・
銀杏の葉の絨毯・・
紅葉を陽が透かして・・・キレイです
大原神社・・・福知山市の大原神社とは違いますが、時期的には似ていると・・・丹波新聞のコラムより!

二年越しで、訪れた大原神社・・・徒歩でも登れるが、前回は断念、車で参道を走れるなら、そちらを選びますね・・・(^_^;)

参拝日:2017年11月10日