ページ

2018年11月26日

島根県津和野町への旅・・・津和野、殿町通りを歩きます・・ 島根県鹿足郡津和野町後田ロ

秋、行楽の時季、山口県萩市、島根県津和野町への2泊3日の旅しています・・・
山口県萩市から、島根県津和野町へやってきました・・・


上案内板、部分拡大・・・赤四角部分を巡ります


山陰の小京都・・津和野
津和野は、山あいに白壁と赤瓦の家並みがつづき、西に山城の跡が見える城下町です。
汽笛は山にこだまします。
・・・狭い町です。
・・・歩いてください。
・・・と、案内にあります

「配布観光パンフにあった殿町通り付近図」


殿町通りを歩きます

殿町・・観光案内には・・
・・・養老館跡や町役場・多胡家老門など、むかしの門構えとなまこ塀の家が並んでいます。
カトリック教会も殿町の景色の中にとけこんでいるようです。
道沿いの掘割には、しようぶが咲き、錦鯉が群れています。
西の端は大橋です。
むかしに較べて川の水量が減りましたが、橋の下には鯉やうぐいが泳いでいます・・と


花菖蒲が咲いていれば、津和野町、パンフにもあるようなの絵になりますね

まるまると太った、観光大使?「鯉」です


この四角、交差点がメインかなぁ?  南南西側をみると・・・

早朝・・・観光客の人影はありません 北北東側をみると・・・



国登録有形文化財・・・津和野町役場(旧鹿足郡役所) 大岡家老門



この建物は大正8年(1919)に鹿足郡役所として建てられた。郡役所の制度が廃止され、一時警察署として使用されたが、昭和30年(1955)の町村合併で津和野町役場となり現在も現役の役場庁舎として使われている
外観は今日まで大きな改変はなく当時の面影を良好に残している。
大正期に流行した和風公共建築で、木造瓦葺平屋建。両脇の部屋は全面にせり出し平等院鳳凰堂をイメージした外観となっている。
表門は家老大岡家の正門が明治の初めに取り外され、保存されていたものを、昭和50年代に今の場所に戻し、併せて周囲の土塀も復元された。
前面の殿町通りは江戸期の面影うぃ良好に残しており、はじめは道の西側(役場側)にのみ水路があったが、明治18年(1885)の国道整備に伴い、新たに道路両側に水路が整備され現在の姿になった。
津和野のイメージにもなっている鯉は、民俗学者宮本常一の提案によって、昭和9年(1934)に放流されたものが今日の姿のはじまりである。水路は花菖蒲も植栽され、今では津和野にはなくてはならない殿町通りを彩る名所となっている。





養老館


概要
藩校養老館は、津和野藩主亀井氏8代矩賢により、天明六年(1786)に創設され、儒学を主として漢学、医学、礼学、数学、兵学などが設けられていました。
その後11代茲監は寛永二年(1848)に新たに国学や蘭医学を設け、規模を
拡大するとともに人材育成に力を入れました。
創設時の建物は、嘉永六年(1853)の大火で焼失してしまいましたが、安政二年(1855)に現在地に再建され、明治五年(1872)に廃校となりました。
ここは幾多俊才を輩出した藩校として名高く、西周(近代日本哲学の祖)、森鴎外などの人物が学びました
現在は、武術教場と、御書物藏の建物を含む敷地が当時のまま残り、県史跡に指定されています。



工事中でした・・・





県指定有形文化財・・・旧津和野藩家老多胡家表門



多胡家は、津和野藩の筆頭家老職を藩主亀井家11代にわたり務めた。
この門は同家の表門で、三間一戸薬医門、切妻造瓦葺で、寛永六年(1853)の大火後の建物である。左手に物見が、右手に門番詰所が残こる(いづれも入母屋造瓦葺)。
構造、意匠とも簡素な造ではあるが威厳ある江戸期の武家屋敷門の建築様式を今に伝えている。
敷地は背面に城山の裾野までであったが、大正期に国鉄(現JR)により、戦後には産業道路(現高岡通り)により分断された。敷地内には江戸時代の二階建ての屋敷と庭が残る。





国登録有形文化財・・・津和野カトリック教会




明治元年(1868)から明治6年(1873)まで長崎の「浦上四番崩れ」で捕らえられた
キリスト教徒計153人が、現在の乙女峠にあった光琳寺に幽閉され、「食責め」「氷責め」などといった拷問により37人の殉教者を出すことになった。
このような悲しい歴史を経て、昭和3年(1928)シェファー神父は、旧津和野町年寄であった堀家から用地と建物を購入し、幼花園と教会としたが、昭和5年(1930)に火災により焼失。
昭和6年(1931)幼花園と教会と神父館は再建された。キリシタン弾圧による殉教者を讃えるために建てられた建物は、津和野の歴史を物語るうえで貴重な建築物である。
教会は木造平屋建、鉄板葺きで、シンプルな図柄のステンドグラスを有する単塔式のゴシック様式である。

教会内・・・畳敷きですね




町並み・・・

和菓子店・・・登録有形文化財




その向かいのお宅も・・・

     白壁と赤瓦の家並みがつづき・・・


空の青、屋根の赤、松の緑、なまこ塀の白、銀杏の黄・・・イイすね!

定番・・・マンフォールです 

お世話になった、お宿・・「よしのや」

山陰の小京都・・津和野・・・
・・・一度は訪れたかった地、案内どうり、狭い町です・・・
早朝は、霧が立ちこめていました・・・観光客の影もないときに、ゆっくり散策ができました
今日も、良き天気です・・・
さぁ、次なる場所へ・・・続きます




0 件のコメント:

コメントを投稿