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2016年4月12日

佐伎都比古阿流知命神社・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県朝来市和田山町寺内!

佐伎都比古阿流知命神社・・中井権次一統の資料では、神社名は、山王神社と記されている!

由緒:創祀年代や由緒は不詳
主祭神:佐伎都比古命 配祀神:阿流知命
延喜式(平安時代中期)には「佐伎都比古阿流知命神社二座」と書かれており当時は、二柱の祭神を祀っていた・・「兵庫県神社庁」

            県道10号線を走り、糸井小あたりから、寺西バス停へと・・・


寺下バス停付近・・

まず、光福寺というお寺が目に入る・・
地図からすれば、わかりにくいが、光福寺の参道階段の左横に、左の森あたりか?
多分、当社境内への参道と思われる・・農道?ですね!

鳥居がみえてきました・・



境内です

本殿は、覆屋内です・・

中井権次一統の足跡です・・・
獅子噛み、鳳凰、龍、木鼻・・・彫物がギュッと、凝縮されていているようで、見応え充分です・・
         ・・・・それぞれ、部位の写真は、最下部です・・・

社殿の前には、小さな猿の像が左右に向かい合って座っている・・・
山王神の神使の猿が、狛犬替わりなのかなぁ?・・愛くるしい顔をしているよ!


                石灯籠・・火袋にも、猿が彫られていますね!

社殿、覆屋

社殿前より境内をみる・・この広場で、寺内ざんざか踊りが行われるのでしょうね!
「寺内ざんざか踊り」
毎年7月15日、山王神社(佐伎都比古阿流知命神社)で奉納される太鼓踊りで歌に合わせて打つ太鼓が「ザンザカザットウ」と響くことから「ざんさか踊り」と名付けられたと云われ、300年以上の伝統がある
踊りは、二人の新発意の指揮に合わせて、しないを背につけた二人が、互いにからませたり地面をうちながら踊る
その周りでは山王権現の遣いである猿に装いをした12人の踊り子が、腰の太鼓を打ちながら輪になって踊る

兵庫県と和田山町指定の民俗無形文化財・・・
・・・・説明板より引用

帰り道は、光福禅寺の境内を通らせていただきました・・・上部、「寺内ざんざか踊り」の案内板は、光福禅寺の境内にありました

臨済宗、妙心寺派 光福禅寺・・





・・・これから、下の写真は、中井権次一統の作品です・・・
残念ながら、刻銘は見つかりませんでした、私には、何代目の作品かは、判別はできません・・m(_ _)m

獅子噛み、鳳凰・・


猿がいてますね!

左、木鼻、持送り

右、木鼻、持送り

正面、板扉・・

手挟み・・・鶴の「くちばしから頭部」にかけて、彩色が残っていますね


左右、脇障子・



参拝日:3月20日



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