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2017年6月23日

洞春寺・・・山口県山口市水の上町!

山口市を旅し、散策しております・・・

毛利元就公の菩提寺である洞春寺を参拝いたします・・・
国指定重要文化財の観音堂、山門があり、そして、山口市指定文化財、洞春寺鐘楼門
・・と、ワクワクしますね・・・

さぁ、参りましょう・・・・





洞春寺・・・毛利元就公の菩提寺である
元就公は安芸郡山城において七十五歳で没し、墓は郡山にあり菩提寺も近くに建立された
しかし、毛利氏の防長移封により、萩城内に、さらに山口に移された
元就公が生前、敵味方の戦死者の供養のために行っていたという、法華経千部会は現在でも寺で行われていて、公の志を今に伝えている
寺宝として元就公画像の外、多くの文書、絵画が蔵されている


本堂・・・
・・・本堂の柱に刀傷があるらしい・・・奇兵隊との関わりも深いみたいですね!
そう、あの長州藩士、政治家の井上馨の墓所があるようですが・・・

国指定重要文化財 洞春寺観音堂

この観音堂は、永享二年(1430)大内持盛を開基とする滝の観音寺の仏殿として創建されたものであるが、大正四年にこの洞春寺 に移されたものである
桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺(昭和25年の解体修理の際、銅板葺に変更)の唐様の建物で 正面に棧唐戸左右に花頭窓があり、外部下層の棰のない化粧板軒は、全国的にも珍しいものである
上層の化粧軒は大疎棰であるが、これも下層の板軒に対し、上を軽く見せる工夫である
内部の構造は簡潔であるが、細部の斗栱や絵様など見るべきものがある
床は唐様の四半敷瓦である
岩屋造厨子は当時のままのもので、本尊は聖観音菩薩である・・・案内板より引用

左の菩提樹が、・・木々で守られて、う~ん! うまく、全景が撮せませんでした

当時のままの、岩屋造厨子・・・m(_ _)m

山口市指定文化財・・・洞春寺鐘楼門


香山公園から訪れましたので、山門が最後になりました・・m(_ _)m

国指定重要文化財 洞春寺山門・・・四脚門、切妻造、桧皮葺

洞春寺は戦国時代に中国地方十カ国を治めた毛利元就公の菩提寺である
この地には応永年間の初め(1400年頃)大内盛見が建立した国清寺がありました
この山門はその国清寺の創建当時のものといわれ、全国的にも数少ない大変貴重な四脚門です (四脚門は、奈良時代から建造され始め、最も格式の高い門でした)
構造手法は雄大で、特に太い円柱や彫刻の無い大きな板蟇股、反りの大きい垂木などが当時の特徴を表しています
・・・案内板より引用





国宝、瑠璃光寺五十塔、毛利家墓所、洞春寺・・・素晴らしい遺構を拝見し、幕末から明治維新の長州藩の侍たちが、活躍された場所に立ってみても、そんなことがあったのかと・・思うほど、今は静かな、良き地です・・・



訪問日:2017年5月25日





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