国登録有形文化財、経済産業省、近代化産業遺産認定・・・ 嘉穂劇場へ向かいます
嘉穂劇場…
…これぞ、日本! これぞ昭和 「炭鉱(ヤマ)はなくても嘉穂劇場…
と、パンフの表紙に書かれています…
そう、江戸情緒歌舞伎様式芝居小屋なんです…
観客は当時筑豊地域の中心産業であった石炭炭鉱の労働者とその家族が中心で、大衆演劇や歌手の公演などで賑わったのです…
嘉穂劇場を訪れるきっかけも、BS放送なんです・・・(*^_^*)
木造二階建て、入母屋造、間口十五間(27m)、奥行二十三間(42m)、定員、1200人
・・・なぜならば、花道(奥の襖の下、座席)が見渡せますから・・と!
そして、舞台が右側・・客席が右に下がっていますね・・・後ろのお客さんが見やすいようにとの設計!
さらに、桟敷席は畳が敷かれています・・
その畳の編み目が舞台に平行・・つまり座布団が前に滑っていかないように・・設置されていると・・・
そして、通路もあります・・・と、説明いただきました・・
・・いい景色ですね・・演劇はできませんので、歌、歌ってみたいです・・・気持いいやろね・・(冗談)
はい! ここで、記念撮影・・・一人きりですから・・舞台衣装の陣羽織と、兜をかぶり、大刀をもち、イザッ!・・・
・・・しかし、その写真は門外不出です・・・(^^;)
舞台の説明が始まりました・・・
・・・このロープは、舞台装置を上げ下げするもの・・正式名称聞いたのですが・・忘れました!
舞台右袖には、小部屋があり、いろんな小道具などがあります
・・・一番最初にみた、ポスター アサヒビール なんと、悩ましいことか・・(*^_^*)
・・・凄いよ・・藤山 寛美から第九まで・・お宝ですね!
左の写真は上から、加藤大介、寅さん、・・・柳家金語楼の下の写真には、若い、中村玉緒さん!
舞台中央におかれている・・・しあわせを運ぶ ふくろう・・・
舞台左袖・・
・・・まわり舞台を、人の力で押してまわすのです…確か、12人だったかなぁ?
・・・正面の襖は、座長公演等の場合は、外して、椅子席にするらしい・・です
・・・おおぉ、凄いすね! 広い・・・
嘉穂劇場の前身・・・中座、大正十年の上棟式の写真・・・株式会社中座設立
この嘉穂劇場・・・2003年(平成15年)7月19日の大雨により、劇場がある飯塚市の中心部一帯が浸水し、客席や舞台、花道等が浮き上がり、1階内部が使用不能になる被害を受ける。
九州演劇協会会長・玄海竜二より連絡を受けた津川雅彦らが芸能人仲間に呼びかけ、中村玉緒、明石家さんま、中村勘九郎(後に18代中村勘三郎)などといった名立たる俳優や芸能人が駆け付けた復旧チャリティイベントが行われ、イベントに先立ち飯塚市中心商店街で「お練り」も行われた。このイベントでは、田村正和や木村拓哉らの私物がチャリティオークションにかけられ、東京でも滅多に無い豪華なイベントとして話題となった・・・Wikipediaより引用
その折りの応援、支援者の芸人さん、俳優多々・・・
一階、二階の各所に当時のポスターが展示されています
九州名物笑の王國・・絶賛の拍手爆笑の嵐を巻起す・・・
・・・博多淡海・・・
大川橋蔵、三波春男、美空ひばり・・・
・・・なんと、大川橋蔵の右には、ベンチャーズです・・ドン・ウイルソン休演のため、日本人が代演・・
と、あるが、名はない・・・寺内タケシか? あんた、古いね・・って! 云われそうです
美空ひばり・・・弟、香山武彦 そして、シャープス&フラッツ
藤山寛美と直美さん
全国座長大会が9月9日にあります・・・
いまでも、おっかけのおばさま達の一万円札のネックレスとか、札束が、腰の帯に挟む光景はかわらないようです・・・
いやいや、どの年代になっても、おっかけはかわらないのですね・・・
実によき、芝居小屋を見せていただきました・・・
NPO法人となって運営されているようです・・・
大衆演劇のお好きな方、よろしくお願いします・・・m(_ _)m
古きよき時代を思い出してしまいました・・・・最高です!!
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