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2017年6月23日

国宝、瑠璃光寺五重塔・・を、訪ねます・・・山口県山口市


香山公園は、「瑠璃光寺」を中心に一帯を公園化した公園で、「露山堂」、「枕流亭」、「香山墓所」など 明治維新を語る上で重要な史跡も数多くあります



この案内図を頭に入れて、散策いたしましょう・・・



おおぉ!!右手に見えました・・・国宝、瑠璃光寺五重塔・・・
・・・木々の緑の中に浮かぶがごとく、見事な姿の瑠璃光寺五重塔です・・・
国宝、瑠璃光寺五重塔
この塔は、嘉吉二年(1442)に建立されたもので、室町時代中期におけるすぐれた建築の一つであるとともに、大内氏隆盛時の文化を示す 遺構として意義深いものである
高さは31.2mで檜皮葺独特の軽快さを見せており、軒の出は深くなっている
塔の身部は上層にゆくにつれて思い切って間をつめているので、塔の胴部が細くすっきりした感じである
これに対して、初重の丈が高く、柱が太く、二重目には縁勾欄があるので、安定性が強い
鎌倉時代から和洋、禅宗様、大仏様建築様式が行われているが、この塔は、大体和洋を主体としている
室町時代のものとしては、装飾の少ない雄健なものである
この塔は大内義弘の菩提を弔うためその弟盛見がこの地にあった香積寺の境内に建立したものであるが、江戸時代の初めに香積寺は萩に 移り、その跡に瑠璃光寺が移ってきた
その後、「瑠璃光寺五重塔」と呼ばれ、京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並ぶ、日本の三名塔のひとつにも数えられている・・・案内板より引用



曹洞宗 保寧山 瑠璃光寺

山口市指定文化財 梵鐘

山口市指定文化財 梵鐘
この梵鐘は、天文元年(1532)に吉敷郡仁保庄大畠村にあった光明禅寺のものとして鋳造されたものです
瑠璃光寺の末寺であった光明禅寺が廃寺となった時に移ってきたもので、瑠璃光寺が仁保庄からこの地に移転(元禄三年1690)する以前のことです



瑠璃光寺は、陶 弘房の菩提寺で、本尊は、陶 弘房念持仏の薬師如来である
陶氏は、大内家筆頭家老で、代々周防国の守護代を務めた名門の家柄である
この寺は文明三年(1471)山口市の奥地仁保の地に創建されていたものです
この地には大内義弘の菩提寺香積寺があったが解体され萩に移ったためその跡地に元禄三年瑠璃光寺が移り今日にいたり、日本一古い正法眼蔵や各種寺宝を残している・・・案内板より引用
公園内の大内弘世公之像・・
正面から・・・



見事な、五重塔でした・・・
山口市は、歴史の塊でもあり、そのなか静かな空気に包まれ、歴史遺構も多く、散策も楽しいです・・・

続いて、香山公園を散策します・・・




追記:訪問日:2017年5月25日





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