兵庫県丹波市氷上町稲畑字泉山210、奴々伎神社 を訪ねます
奴々伎神社は、延喜式神名帳、丹波国 氷上郡鎮座、十七座の一社
加古川沿い、国道175号線から東へ、稲畑公民館の前です
写真下、一直線の農道? 突き当たりが、奴々伎神社です
拝殿・・
うん? 御拝石・・・これは、珍しいですね・・・扇が刻まれています
創立年月不詳
高見山に鎮座せしも、其山麓に大沼あれば、沼池大神と尊稱す。
仁和三年(887)、地震により社頭破損し、同年大雨にて社殿倒壊す。
故に仮殿を建て、寛平五年(893)、社殿を再建す。
延長四年(926)、神社古跡調査の際由縁を上申し、嘉暦二年(1327)當社境界に仁木越後守城郭を築き、高宮城と云ひ當社を守護神とす。
建武二年(1335)、仁木伊賀守久下時重と計り、足利高氏に應ず。江田義行之を攻めて、同四年落城せしむ時に、社頭悉く焼失せしも、幣及び鏡矢等は稲畑村東方へ降るにより其所を矢降塚と云ひ、泉山西の麓に幣矢を勧請して矢降塚と名付け、社殿を造り矢降大明神と号す。
天和二年(1682)、再建の時、大年神を祭る。
明治六年(1873)、村社に列せられる。
明治四十一年(1908)、本殿の位置を境内の山腹に変更。拝殿を新設す。
合祀神社には、明治三十五年(1902)佐田神社、明治41年(1908)大年神社、明治四十二年(1909) 無格社(兵庫県神社誌)八幡神社である。・・・兵庫県神社庁より引用
本殿
境内社
寛政十年(1798)と、読める
正徳三癸巳(1713)と、読める
手前の石灯籠・・・享保十二年(1727)と、読める
拝殿前から眺める
よく手入れが、されていて気持のよい参拝でした