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2015年7月7日

永源寺・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県養父市!

永源寺・・・兵庫県養父市八鹿町・・八鹿小学校の隣?に位置する、それはそれは目立つ存在なのです!
それは、庫裏の壁面にある、巨大な龍なのです・・・
いままでそれなりの数の、寺社仏閣を巡ってきましたが、そうお目にかかるものではありません
歴きとした歴史をもつ、そう、開基は寛永十一年(1634年)、曹洞宗、鹿苑山、永源寺なのです
・・・後述しますが、元々、昇龍として旧庫裏の妻壁全面に施されていたと・・・あります


この新庫裏は平成14年に完成したとあります
そして、彫り物師、・・中井権次の足跡でもあります!

「P」です・・・この位置から見上げてもすごい、存在感です!
真下からの龍です 龍が持つ宝珠は、人の持つ如何なる望みも叶える不思議な力があると言われていますが・・・圧巻です!
山門・・・

本堂・・・
ご本尊は 釈迦牟尼佛・・・延宝三年(1675年)安置
開基は寛永十一年(1634年) 通山慧徹大和尚とあります


本堂正面向拝の龍・・・
この彫り物が、中井権次一統の作でしょう・・・
なぜか、あまりのも、巨大な龍があるので、・・よう、わからんのです・・・(*^_^*)
          
           本堂、扁額、鹿苑山
          

本堂左手に・・・昇龍
この塑像は、旧庫裏の妻壁全面に施されていた龍の一部です・・・と、あります
大きさは違うかもしれませんが、そう、この龍こそが、新庫裏の妻壁に新しくなった施された、龍の原型かもですね!

左の建物は座禅堂、円通閣とのこと・・・

「P」に「α君」をおいて、永源寺周辺、新町、仲町・・ちょっと街並みを歩いてみます・・・
うだつのある街として、パンフにもあります・・・


いい雰囲気のお宅ですね!

歩いていると、話声がどこからか、聞こえて・・・振り返ると誰もいません・・・・うん?
ひょいと、見上げれば、スピーカー・・・FM放送らしき声・・・街中で流しているとは・・・          
          
平成14年に完成した庫裏の龍には、「P」についた途端、大きさには驚かされましたが、中井権次の足跡も、庫裏の龍もお見事です!
県道から、川渡り、一歩、中に入ると、静かな落ち着いた街ですね・・・雪深いところとは思いますが・・・(^_^;)


参拝日:7月3日





・・・中井権次の世界・・・
木鼻、持送り
虹梁、海老虹梁の波の彫り物もすばらしいです



       手挟みの彫りの見事さ・・持送りの菊の籠彫?
      

    
山門の木鼻・・
この獅子は怖い顔をしているなぁ・・
ある住職に教えていただきました・・・
像は入ってくるものを見張り、獅子は出ていくものを見張る・・と!・・・・・・あ! 逆やったかなぁ?・・・ 








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