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2020年3月6日

中井権次一統の足跡 安田稲荷神社、兵庫県多可郡多可町中区中安田509-1

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集 播磨、摂津 No1 多可郡多可町中区中安田509-1、安田稲荷神社です

社頭

広大な境内です
・・・このような広大は境内は、おそらく祭りが盛大なのでしょう・・・

安田稲荷神社について

由 緒
当初は、西安田の「イヤガ谷」(現在、大歳神社の西、城山と伝えられいる山の東側ふもと)にあったとされています
その後、歴応三(1340)十一月に西安田円満寺の東側、「長谷ヶ谷」(現「宮ヶ谷」)に遷座しました
現在も遺構が残る宮ヶ谷に二百七十年余り鎮座していた社殿は、元和三(1617)年十二月に焼失しましたが、同年十二月中安田の現在地に移して新しく建てられました
その後、享保四年(1719)に大修理が行われ、現在の社殿は文政十二年(1829)に再建されたとみられています
昭和21年(1946)、神道指令により、社格以下を廃し、宗教法人「稲荷神社」宗教法人となる

拝殿

拝殿、梁上の龍

背面には、刻銘「大工 宮崎康夫」とあります

拝殿、幣殿、本殿
・・・外部から見られないよう完全に保護されています

資料によると、本殿は、七代目中井権次正次の作とあり、さらに、幣殿には、八代目中井権次貞胤の弟子の和久定吉の龍もあると・・・

本殿、左面の木鼻

手挟み

本殿、右面の木鼻


       左脇障子

       右脇障子



境内の随神門・・・平成11年、改築されている
旧随神門は、現社殿よりも古く、正徳三年(1713)の建立で、享保の本殿修理とほぼ並行して建立されたといわれ、この地方で最も古い様式を伝える随神門といわれていたとあります


この時期の杉には、花粉が・・・色でわかりますね

ググってみました・・・
安田稲荷神社の広い境内で行われる秋祭りは、宵宮の夜に屋台が宮入りし、宮入りした屋台が境内に一泊するという他地域では見られない独特の風習があるとのこと
播州地方では、屋台が境内で一泊するのは当社だけらしい・・・
祭りは動画でも紹介されており、凄い祭りですね


鳥居前石灯籠・・・天保四年(1833)と刻まれている

中井権次一統の作のある向拝は拝見できませんが、木鼻、手挟みし、脇障子で我慢しましょう・・・残念です












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