中井権次一統の足跡を巡っています
京都府福知山市奥野部577、長安寺です
長安寺、前回は、2015年3月8日・・・文保寺、二村神社、大川神社・・そして、長安寺と、訪ずれ・・・
文保寺、長安寺で、中井権次一統の技に圧倒され、そして、中井権次の名を知ることに・・・
2015年3月8日・・「彫り物にはまりそうです・・・いや、はまります!」・・と、記述しました
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2015/03/577.html
はい、現在、どっぽり、きっちり、はまっています!
中井権次下絵展にて、長安寺、薬師堂の天井の龍の下絵が展示されていました
これは、再度、長安寺を訪れ、拝見させていただかねば・・・と!
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参道から見上げる、山門・・延宝年間(1680年)建立、
右側、鐘楼・・・延宝年間(1680年)建立
お目当ての薬師堂です
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薬師堂(仏堂)・・・文化三年(1816年)建立・・・唐様様式、秘仏薬師如来二体の他、日光、月光、十二神将木造を安置。歴代福知山城主の霊牌を安置する
お堂に入りました・・・見上げれば、あの龍がいました
天井絵ではありません・・・二十二枚の板を組み合わせて彫られています・・・
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下絵
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これは、工期ですかね・・・
東西南北、板数など、内容が記されているようです
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刻銘・・「柏原之住 中井正忠」・・・五代目中井丈五郎正忠です
須弥壇
・・・虹梁の上、蟇股の鳳凰
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右側
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左側
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須弥壇、左手壁面 天女
そして、木鼻、肘垂木には龍が・・・
上、写真の天女のみで・・・
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須弥壇、右手・・・宝珠を捧げ持つ天女
お堂の四面の蟇股には、十二支の彫刻があります・・・
・・・左から、犬、豚、鼠、牛・・・
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・・・左から、虎、兎、龍、蛇・・・
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・・・左から、馬、羊、猿、鶏・・・
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お堂内、光源は一つ、なかなか、撮影も難しいですね
お堂をでました・・・
お堂、三面の蟇股には、唐獅子、鳥などがしつらえられている
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左面から正面
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正面から右面
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木鼻
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方丈は、銅板葺替え中・・・9月末に完成と
・・・葺替えが終わった時の銅板の輝きは見事でしょうね・・・
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下絵展で拝見した、龍の下絵・・・お陰で、再び長安寺を訪れる機会ができました そして、一人、お堂内で、約1時間、撮影させていただきました・・・ |
これからも、中井権次一統の足跡を巡って、走りましょう・・・
追記:前回と違い、カメラが変りました・・・
下の写真は、カメラをできるだけ床に近くに位置させ、バリアングルモニタで画を見て、LVで撮影いたしました・・・構図は難しいですが、まずまずの一枚になりました
ファインダーを覗いて撮影する方法と、LV撮影方法・・・より使い分けなど、勉強せねば!
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