中井権次一統の足跡を巡っています
兵庫県美方郡香美町村岡区日影、天満威徳神社です
中井権次一統作品集には掲載されていなく、丹波新聞、中井一統の技より発見?いたしました
しかし、場所が・・・グルグル回って、付近の方にお聞きし、やっと到着・・・
おおぉ・・工事中・・道幅狭く、「P」できるところまでバックで戻るはめに・・・
![]() |
なんとか、「P」をし、丹波新聞、中井一統の技にも記されていた、目印の天然石の御神灯・・・
天保十一年(1840)と、彫り込まれています
・・・工事の方の、手袋、ヘルメット、給水タンク・・・暑いですね
その反対、山側が、参道・・・見上げると、石段、険しい雰囲気です
自然石の石段、草生え、苔が覆い、足下要注意です
やっとです・・・しかし、未だ、20数段あります
見えました・・・汗ボタボタです
![]() |
割拝殿
![]() |
左には、境内社
![]() |
天満宮
・・・覆屋です・・施錠はされていませんので、戸を開けさせていただきました
しかし、覆屋内に入ることは、躊躇しました・・で、正面から拝見することにいたしました
![]() |
祭神は菅原道真、創建は嘉永二年(1849)
覆屋内、本殿・・・間社入母屋造り千鳥破風唐破風
![]() |
身舎 扉の両脇にも阿吽の龍の彫物・・・ピンボケ!
![]() |
鳳凰・龍・・そして、ふところ、松の木の彫り物
![]() |
出来れば、覆屋内に入り、社殿を横から見、刻銘を確認したかったのですが・・・仕方ありません
丹波新聞、中井一統の技によれば、向拝中央、龍の背面の片隅に「彫物師 丹州栢原町住人 中井権次橘正貞」の銘がある、彼69歳時の円熟の秀作であると・・・
左脇障子・・・鯉に乗る琴高仙人
・・・右脇障子、ピンボケ!でした・・・
境内社
![]() |
拝殿前、石灯籠・・・嘉永二年(1849)と判断するが?
さぁ、下りましょう・・・どうです、緑の絨毯の石段は・・・要注意です
数えました・・・167段でした
グルグル回りました・・・備忘録の為に写真を・・下の白丸が進入路、上白丸が参道入口
香住町の中井権次一統の足跡を巡って、三社目ですが、彫刻師は、すべて、中井権次橘正貞でした
なにやら、これから巡る神社も、彫物師は中井権次橘正貞かも・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿