中井権次一統の足跡を巡っています
兵庫県美方郡新温泉町久谷412、久谷八幡神社です
県道261号線沿い、すぐ南には、山陰近畿道があります
神社庁の記載に「永正十七年(1520)鳥居を再建せり」と、あるが、現在は新しくなっています
社頭
久谷八幡神社と ざんざか踊
久谷八幡神社は、「久斗の庄の一の宮」とも呼ばれ、棟札によると応永二十一年(1414)蓮台山頂から、現在の場所に移された
また、「寛正四年(1463)」と「天文十一年(1542)」銘の棟札があり由来の古さをを現在まで伝えている
毎年9月15日の例祭日に奉納されるざんざか踊は、別名「太鼓踊」と呼ばれ、唄詞から室町時代末頃までに成立したものと考えられている
久谷八幡神社のざんざか踊は、但馬の中でも古い形態が現在まで伝えられている
境内には、スダジィの古木、ヤブツバキ、シダ、サカキなどの貴重な樹木が多く茂っている
参道・・・
素晴らしい苔の絨毯・・・苔の絨毯といったら、この参道のことをいうのでしょうか!
歩くのさえ、躊躇するぐらい、ビッシリと、苔が参道を埋めています
手入れが行き届いていて、参拝者としては、感謝、感謝です
フワフワの苔の絨毯が続きます・・・右へ折れると境内です
境内・・・
立派な覆屋です 社殿が見えます
主祭神: 品陀和気命
配祀神: 兒屋根命 表筒男命
由 緒: 創立年月不詳、 山城国石清水八幡宮より分霊を勧請すと伝う
覆屋に入った瞬間、中井権次橘正貞の世界・・と感じました・・よし!
龍の眼に、朱色が・・・力神の唇にも、朱色、頭、髭も黒々と見えます
鳳凰と獅子噛み
木鼻、持送り
木鼻、持送り
刻銘を探して、龍背面をみるが、蛍光灯があり、見えません・・・
丹波新聞の中井一統の技によれば、丹州栢原中井権次橘正貞、晩年の傑作であると!
左脇障子・・・天女が龍を足下にしていると・・・
写真は失敗です・・・同じく、右脇障子、失敗で、写真ありません
手水舎
境内社
神輿庫
神輿庫に貼ってあった写真・・・みて! と、いった感じですね すばらしい!
中井権次橘正貞、晩年の傑作を拝見いたしました
久谷八幡神社を撮影するとき、ポッケに入れてあるはずの武器である、SONY-RX100がありません、「α君」内に置き忘れました・・・ドタッ!
結果、脇障子などの撮影が失敗しました・・・
兵庫県美方郡新温泉町にある、中井権次一統の足跡、五社、巡ってまいりました
未だ数カ所ありますが、我が家からは、「はい、行きましょう」と、云って簡単に来られる場所ではありません・・・なにせ、日本海まで兵庫県縦断ですから・・・そんな大袈裟なといわれそうですが・・・
勿論、冬は雪、厳しい地帯なので不可、そのような環境下、全ての神社が覆屋に護られていて、、社殿も、その彫刻の状態もよく、中井権次一統の足跡を楽しませてくれました
反省:覆屋の内、暗い部分の撮影方法を考えなければ・・・勉強します
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