中井権次一統の足跡を巡っています
前回は、兵庫県美方郡香美町村岡区、太田神社を参拝しました
今回は、その太田神社より数分・・ 兵庫県美方郡香美町村岡区口大谷522、熊野皇神社です
赤丸:太田神社 マーク:熊野皇神社
しかし、熊野皇神社・・・場所がよく分らない・・マイマップを見ながら、杉林を覗き込むように、見て進んでいくと・・・林道? あれは、鳥居?・・・お、参道や!
・・・通り過ぎてしまいそうな場所です・・・この前に「P」ができる場所がありました・・・
社頭です
見えてきました・・・緑一色です
・・・境内地面、草生い茂り、地面見えません・・足下要注意です・・ゴム長靴いりますね
お堂があり、その奥に覆屋で囲まれた、社殿です
その前の巨石は、なにか、意味がありそうなのですが、分りません
主祭神: 伊弉諾尊
配祀神: 伊弉冊尊
由 緒: 創立年月不詳
明治6年(1873)10月村社に列せられ同23年(1890)暴風の為に社殿破壊し、その後再建せり
本殿: 一間社流造、軒唐破風付、銅板葺
向拝
・・・獅子噛、鳳凰、桁隠し、ふところには麒麟、龍、左右の木鼻・・・見事です
兎の毛通し・・・鳳凰
鈴が二個あるため、それに隠れて正面から龍の顔が見えないのです・・・
左脇障子
右脇障子
手挟み、持送り
龍の背面・・・「彫物師 丹波柏原町住 中井権次橘 正貞」と刻まれている
両脇の雪除け波板の一部分が四角に外されていて、妻飾りの「獅子噛」を見ることができる・・・内から見あげても、見えないから、外から見るための四角空間部分?
そうであれば、粋な計らい? 内から睨みを効かせている? ですかね?・・・
それとも、風が抜けるように?
境内社
廃寺?と、なったお堂ですかね?
・・・一面、緑の絨毯、いや、草の絨毯です・・・周りも含め、緑、一色です
お堂・・興味津々・・・隙間から覗いて見ました・・・
・・・内陣中央・・格子戸の奥、金色に光るもの、金色の仏具か? まさか、仏様?
そんな訳はない・・・
熊野皇神社の彫刻は・・刻銘、「彫物師 丹波柏原町住 中井権次橘正貞」
久しぶりに獅子噛みも・・・彫刻、見事でした
そう、太田神社も中井権次橘正貞でした・・・ご近所で、二社・・・
神社彫刻の仕事の依頼って、この時代どんな方法だったのでしょうかね?
想像するに、仕事の依頼は・・・噂で? 口コミで? ぜひにと?
・・中間に元請けがいたりして・・・なんだかんだと、興味が出てきますね
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