中井権次一統の足跡を2015年から巡ってきました
今まで、備忘録に掲載しているものから、代々権次、個別に彫刻の部位毎に比べてみたくなりました
そんな想いで、作成してみます
画質など、撮影時期、カメラなどの違いもあります
その足跡を巡って、刻銘が確認できたものと、資料から判明したものからの写真です
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2020/05/blog-post_9.html
今回は、四代目中井言次君音の「手挟み」です
丹波市柏原 五社稲荷神社
丹波市山南町 井原日吉神社
綾部市物部 八幡神社
篠山市野尻 春日神社
篠山市大山上 神田神社
三田市 永沢寺
丹波市柏原 武内神社
・・・丹波新聞、コラム記事に、30才若き君音の作と記述があります・・・
「君音」と、名が出てきて比べれば、趣が異なると思われますが、いかに?
一応、丹波新聞、コラム記事の比較すべく、掲載しました・・・
最初の頃は、手挟みという言葉さえ知らず、ググりまくりました
神社建築などで、向拝柱の斗栱 と垂木 との間に取り付けられた板であり、刳 り形などの装飾が施されると、しりました
時代が下がれば、様々な題材が刻まれてくるようです
例えば、天女、迦陵頻伽、鶴などですね
花で云えば、菊、ボタンなどですが、四代目中井言次君音は菊が多いようにみえます
追記・・・上記表記が、曖昧でご指摘いただきました・・・
題材を菊に限定するかのごとく表現が間違いです・・・m(_ _)m
今回は、手挟み単体でなく、雰囲気中心の写真にしました
手挟みを撮影するときに、毎度気になるのが、「海老虹梁」なんです
虹梁の一種です
側柱または向拝柱と本柱との間など、柱頭間に高低差のある場合に用いるエビ状に湾曲した虹梁。 鎌倉時代から唐様建築に用いられた・・・と、あります
私には、この湾曲が造形美として、結構、気になるのです
四代目中井言次君音の携わったであろう社寺一覧です
各、社寺には、リンク貼り付けてあります
No61 | 熊野神社 | 兵庫県丹波市山南町阿草795 |
八幡宮社 | 京都府綾部市物部町大淵 | |
No11 | 駒宇佐八幡神社 | 兵庫県三田市上本庄1221 |
永澤寺 | 兵庫県三田市永沢寺210 | |
No67 | 大乗寺 | 兵庫県篠山市追入1 |
No70 | 高蔵寺 | 兵庫県篠山市高倉276 |
No71 | 神田神社 | 兵庫県篠山市大山上728 |
No76 | 春日神社 | 兵庫県篠山市野尻 |
No03 | 五社稲荷神社 | 兵庫県丹波市柏原町柏原 |
天満神社(天満宮) | 兵庫県丹波市氷上町上新庄24-2 | |
No27 | 佛現寺 | 兵庫県丹波市氷上町大崎391-1 |
No28 | いそ部神社 | 兵庫県丹波市氷上町石生526 |
No35 | 佐地神社 | 兵庫県丹波市青垣町小倉575-2 |
No40 | 舟城神社 | 兵庫県丹波市春日町長王1 |
No56 | 井原日吉神社 | 兵庫県丹波市山南町井原1 |
武内神社 | 兵庫県丹波市柏原町見長71-1 | |
No74 | 當勝稲荷大明神 | 兵庫県朝来市山東町粟鹿2143 |
No10 | 長楽寺 | 兵庫県豊岡市日高町上石661 |
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