中井権次一統の足跡を巡ってきました
その足跡を備忘録に掲載してきました、そして、代々の権次別の彫刻の部位毎に比べてみたくなりました
そんな想いで作成いたします
恐らく、相当な手間がかかるかも知れません、ぼちぼち、まとめていきます
まずは、四代目中井言次君音(1722~1787没)です
その中でも、やはり「龍」です
2015年から巡ってきた中井権次一統の足跡、四代目中井言次君音の刻銘が確認できたものと、資料から判明した備忘録からの一覧表と写真です
(左端の数字は、作品集の番号です)
四代目中井言次君音の携わったであろう社寺一覧です
各、社寺には、リンク貼り付けてあります
No61 | 熊野神社 | 兵庫県丹波市山南町阿草795 |
八幡宮社 | 京都府綾部市物部町大淵 | |
No11 | 駒宇佐八幡神社 | 兵庫県三田市上本庄1221 |
永澤寺 | 兵庫県三田市永沢寺210 | |
No67 | 大乗寺 | 兵庫県篠山市追入1 |
No70 | 高蔵寺 | 兵庫県篠山市高倉276 |
No71 | 神田神社 | 兵庫県篠山市大山上728 |
No76 | 春日神社 | 兵庫県篠山市野尻 |
No03 | 五社稲荷神社 | 兵庫県丹波市柏原町柏原 |
天満神社(天満宮) | 兵庫県丹波市氷上町上新庄24-2 | |
No27 | 佛現寺 | 兵庫県丹波市氷上町大崎391-1 |
No28 | いそ部神社 | 兵庫県丹波市氷上町石生526 |
No35 | 佐地神社 | 兵庫県丹波市青垣町小倉575-2 |
No40 | 舟城神社 | 兵庫県丹波市春日町長王1 |
No56 | 井原日吉神社 | 兵庫県丹波市山南町井原1 |
武内神社 | 兵庫県丹波市柏原町見長71-1 | |
No74 | 當勝稲荷大明神 | 兵庫県朝来市山東町粟鹿2143 |
No10 | 長楽寺 | 兵庫県豊岡市日高町上石661 |
「龍」
丹波市山南町 井原日吉神社
丹波市柏原町 五社稲荷神社
・・・紅梁を挟んで、阿吽の龍か?・・・
丹波市阿草町 熊野神社
篠山市追入 大乗寺
・・・右、向いているね・・・
篠山市高倉 高蔵寺
丹波市氷上町 佛現寺
丹波市氷上町 天満神社
三田市 永沢寺
綾部市物部 八幡神社
・・・この龍は、君音には、見えないのですが・・・
豊岡市日高町 長安寺
・・・この龍も?ですね・・・
薬師堂の中には中井君音の彫刻あり・・・刻銘「中井言次・同清次」とある!
そして、豊岡歴史博物館ニュースには、 建物の内外に、名彫物師・丹波国の中井権次の手による龍や獏などが装飾されています・・・
部位で、「龍」だけを集めてみました
四代目中井言次君音の龍の特徴がわかるような気がします
次は、木鼻か脇障子か・・・
改めて、四代目中井言次君音(1722~1787没)を知るために、ググってみました
1722年(享保七年)八代将軍徳川吉宗による享保の改革の時に生まれ・・・
そして、時代は、元文、安保、延享、寛延、宝暦、明和、安永を暮らし、天明七年に没、
こうしてみれば、九の元号の時代を、生きてきたのですね
石燈籠、手水鉢など、石細工にも、刻まれている元号ですから、お馴染みと云えばお馴染みなのですが、君音、何歳の時の彫刻かは知るよしもなく、仮に30歳頃としてみれば、今より、江戸時代268年前後の彫刻として歴史を感じながら、見直したいです
没65歳、江戸時代とすれば、長生きでしょうね・・・
そして、五代目青竜軒中井橘正忠へと受け継がれていきます
追記:2015年から始めた撮影です
コンデジ、一眼レフカメラ、APS-Cからフルサイズとそして、画像も、JPEGからRAWへと変わりました
腕前はたいしたことないので、現像ソフトでごまかし、いろいろ、研究?しています
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