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2020年5月10日

中井権次一統の足跡、四代目中井言次君音の世界・・・「手挟み」

中井権次一統の足跡を2015年から巡ってきました

今まで、備忘録に掲載しているものから、代々権次、個別に彫刻の部位毎に比べてみたくなりました
そんな想いで、作成してみます
画質など、撮影時期、カメラなどの違いもあります

その足跡を巡って、刻銘が確認できたものと、資料から判明したものからの写真です

前回は、四代目中井言次君音の「蟇股」でした
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2020/05/blog-post_9.html

今回は、四代目中井言次君音の「手挟み」です


                    丹波市柏原 五社稲荷神社



                    丹波市山南町 井原日吉神社


       綾部市物部 八幡神社
 

篠山市野尻 春日神社

篠山市大山上 神田神社

三田市 永沢寺

丹波市柏原 武内神社
・・・丹波新聞、コラム記事に、30才若き君音の作と記述があります・・・
「君音」と、名が出てきて比べれば、趣が異なると思われますが、いかに?
一応、丹波新聞、コラム記事の比較すべく、掲載しました・・・


最初の頃は、手挟みという言葉さえ知らず、ググりまくりました
神社建築などで、向拝柱の斗栱 と垂木 との間に取り付けられた板であり、刳  り形などの装飾が施されると、しりました

時代が下がれば、様々な題材が刻まれてくるようです
例えば、天女、迦陵頻伽、鶴などですね
花で云えば、菊、ボタンなどですが、四代目中井言次君音は菊が多いようにみえます

追記・・・上記表記が、曖昧でご指摘いただきました・・・
題材を菊に限定するかのごとく表現が間違いです・・・m(_ _)m


今回は、手挟み単体でなく、雰囲気中心の写真にしました


手挟みを撮影するときに、毎度気になるのが、「海老虹梁」なんです
虹梁の一種です
側柱または向拝柱と本柱との間など、柱頭間に高低差のある場合に用いるエビ状に湾曲した虹梁。 鎌倉時代から唐様建築に用いられた・・・と、あります
私には、この湾曲が造形美として、結構、気になるのです


四代目中井言次君音の携わったであろう社寺一覧です
各、社寺には、リンク貼り付けてあります

No61熊野神社       兵庫県丹波市山南町阿草795 
八幡宮社京都府綾部市物部町大淵
No11駒宇佐八幡神社兵庫県三田市上本庄1221
永澤寺兵庫県三田市永沢寺210
No67大乗寺兵庫県篠山市追入1
No70高蔵寺兵庫県篠山市高倉276
No71神田神社兵庫県篠山市大山上728
No76春日神社兵庫県篠山市野尻
No03五社稲荷神社兵庫県丹波市柏原町柏原
天満神社(天満宮)兵庫県丹波市氷上町上新庄24-2
No27佛現寺兵庫県丹波市氷上町大崎391-1
No28いそ部神社兵庫県丹波市氷上町石生526
No35佐地神社兵庫県丹波市青垣町小倉575-2
No40舟城神社兵庫県丹波市春日町長王1
No56井原日吉神社兵庫県丹波市山南町井原1
武内神社兵庫県丹波市柏原町見長71-1
No74當勝稲荷大明神兵庫県朝来市山東町粟鹿2143
No10長楽寺兵庫県豊岡市日高町上石661






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