中井権次一統の足跡を巡ってきて、その足跡を備忘録として掲載してきました
そして、代々の権次別の彫刻の部位毎にまとめ、眺めてみたくなりました
そんな想いで作成いたします
今回は、四代目君音の子、五代目中井丈五郎正忠・・・
そして、中井家の家系図に載っている久須善兵衛政精との協業の彫刻です
中井権次一統の足跡から、五代目中井丈五郎正忠、久須善兵衛政精の連名の刻銘が確認できたものと、資料から判明したものを、備忘録から抜き出した一覧表とその写真です
2015年からですので、カメラ、現像方式の違いなどで、画質は異なります
今回は、「蟇股」です
笠形神社本宮
岩戸神社 左面
岩戸神社 右面
草部八幡神社
草部八幡神社
岩戸寺
木梨神社
蟇股・・・私、定義がわからなくなってきています
蟇股は蟇が脚を広げてふんばった姿勢ににているところから名付けられた
和様建築のみで間斗束のあったところに設けられており建物の見所となっています
当初、梁の上に設けられておりましたが、平安時代後期からは斗栱と斗栱の間にも使われ始めました。
蟇股は当初、構造材と装飾材を兼ね備えておりましたが建築技法の向上で不要となりました。
構造材ではなく装飾専用となりますと何の制約も受けなくなったと・・・蟇股のお話から引用
脇障子と同じように、これまた、見所一杯で、彫物師の技量が発揮され、美的感覚も見事なものです
五代目中井丈五郎正忠、久須善兵衛政精の協業で携わったであろう社寺一覧です
各社寺名にリンク貼ってあります
No.9 笠形神社本宮 兵庫県神埼郡市川町上牛尾2038
No.12 愛宕神社 兵庫県丹波市市島上垣288-1
No.6 木梨神社 兵庫県加東市藤田229
No.8 岩戸神社 兵庫県神崎郡市川町上牛尾474
No.55 草部八幡宮 兵庫県丹波市山南町草部14-1
No.91 稲粒神社 京都府福知山市川北1801
No.6 岩戸寺 兵庫県丹波市市島岩戸525
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