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2015年3月26日

西光密寺・・中井権次一統の足跡を巡って・・京都府南丹市八木町! 

中井権次一統の足跡を巡って・・京都府南丹市八木町の西光密寺訪ねます!
・・・2015年3月26日の参詣です!・・・
西光密寺・・中井権次の足跡のパンフでも紹介されている、五代目丈五郎橘正忠の作があるとあります!
神戸の我が家からは、そこそこの距離・・しかし、ウソのように晴れ上がった春本番を思わせる日・・ダラダラと、「α君」と走ります・・・
桂川と園部川が合流する付近、広々とした田園の中、府道408号線が通っています。その府道より少し入ったところに西光密寺はあります・・

写真左下:石碑 写真右下:文政十二年(1829年) 二つ参道両脇に立っています!
「P」に「α君」を停め、参道を・・・鐘楼門があります・・
寺務所横を真っ直ぐ延びる参道・・・本堂が見えます
石段を登りきると、見事な彫り物が目に飛び込んできます・・・!
唐門の虹梁に二頭の麒麟が躍り、その上には軍配をもった行司がいます
八木町指定文化財・・西光寺阿弥陀堂(本堂)
当寺は、奈良東大寺を開創した高僧良弁によって、天平勝宝八年(756年)に創建されたと伝えられる。 本堂は、亀腹基壇上に建ち、入母屋造、桟瓦葺、妻入で正面に唐破風の向排を付け、擬宝珠高欄付の切目縁をめぐらしている。几帳面付角柱の向排屋根は銅板葺である。 向排の虹梁や木鼻には、装飾彫刻が豊富である。上部に粽を付けた身舎柱は欅の円柱で、前より二間通りで外陣と内陣ちに区分される。外陣は畳敷きで天井は折上げの小組格天井、内陣は板敷で、天井は小組格天井である。堂内、欄間には、欅材で精巧な龍の彫刻がある。又、文化元年(1804年)三月二十八日に上棟されたことが、棟札によってわかる・・・案内板より引用

さぁ上記案内文を読んで・・本堂内部まで拝見できるのか?・・・恐る恐る、本堂の障子を開けると・・・・おおおおぉ・・すごい!!
目に飛び込んできたのは、差し渡し10m以上と見える本堂の欄間・・・
二頭の阿吽の龍が睨みあっている。・・・パンフでは、五代目丈五郎橘正忠の作とある
本堂の入口よりしゃがみこんでの撮影・・なんと、出来映えの悪いことか!・・焦って、焦って・・これぐらいの腕前か!・・情けない!

パンフには、六代目中井権次橘正貞が得意とする唐獅子が須弥壇に処狭しと、乱舞していると・・・ある!
連絡もせず、そして、本堂へ、ズカズカ上がることも失礼なこと・・心が引ける・・
まして、普段は基本撮影しない、須弥壇の仏様まで今回は撮影してしまいました・・・お許しを!・・m(_ _)m
そりゃ、すごいですよ!・・何度も足を運んできたい衝動にかられます・・・

本堂前から参道を見下ろす・・・よき、景色です・・遠くまで、来た甲斐がありました!

これから下の写真は、作品を小サイズで掲載していますが、クリックして頂くと大きな画像になります・・ご覧いただければと、思います・・

本堂欄間の龍・・左右は合っていますから・・・
唐破風の彫り物・・裏から見た様子、陽の光が透かしを浮き出させますね!
木鼻の像さん達・・・



いや、すばらしい龍を拝見しました・・・ほんと、遠方まで、出掛けてきて、よかったです!・・それほど遠くなないのです、実際は70kmぐらいかなぁ?
では、この西光密寺の参道の横に、元慶六年(882年)よりの歴史を持つ、荒井神社があります・・参拝していきます・・続きます!!






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