中井権次一統の足跡を巡っています
今回は、顕本法華宗 了圓寺、 京都府綾部市西町2丁目50を訪ねます
了圓寺は承応二(1653)、大島村の法華寺が廃寺になっていたのを綾部に移したものである
その後、文化二年(1805)の綾部の大火で焼失、現在の建物は文化十年頃再建とある・・・綾部市誌
中井権次の彫刻下絵展の資料には、正忠覚帳に、「文化十四年正月晦日より三月一日迠」とある
再建の時に、作成されたと判明しております
了圓寺
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よく手入れされています
やはり、お寺の向拝は、暗いです
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下絵から、五代目中井丈五郎正忠と判明
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「龍」の高さが「壱尺三寸五分」(約45cm) 、長さ(幅)が「九尺七寸」(約3.2m)
文化十四(1817)1月から1ヶ月かけて完成したと・・・
浄光寺の下絵には、文化十四年(1817)九月 十五年(1819)納とあることから、了圓寺の同時期、半年後に仕事にかかったと、解釈できますね
木鼻 唐獅子と獏
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持送り
・・・松の中の阿吽の鷹・・・この持送りの下絵もあるようです
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嘉永庚戌 嘉永三( 1850)と刻まれている
お言葉噛みしめて、生きていきましょう
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私にとって、またまた、新しい中井権次一統の足跡でした
今年、四寺社の発見?となりました
下絵研究が続き、公表してくれないかなぁ?
楽しみにしております・・・
本堂前の、提灯釣り金具撤去後行ってないです!
返信削除綺麗に龍の彫刻が撮影出来る見たいですね!
また、再訪してみたいです。