中井権次一統の足跡を巡っています
京都府船井郡京丹波町橋爪、二ノ宮神社です 旧名称の八幡宮です
山王七社・・・旧山内庄の何鹿神社、二ノ宮神社、酒治志神社、九手神社、子守神社、能満神社と井尻の日吉神社の内の一社です
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背面の山は「鼓山」 その北西麓に鎮座する
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社殿後方左中腹に・・・見事な大スギがそびえ立ったいますね
正面石鳥居の扁額は旧名称の八幡宮
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社殿
創祀時期は不明。文政十三年(1830年)の火災で、神社の記録・宝物はすべて焼失してしまい天保二年(1831年)に社殿は再建されました
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石段の右上・・恐らく、寛永四(1627)?と刻まれているに見えるが・・・
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御祭神は「応神天皇」「仲哀天皇」「武内宿彌「健御雷命」「底筒男命」
・・・向拝・・・
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中井権次橘正貞の龍ですね
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龍の両側には・・・牡丹と唐獅子
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兎の毛通し
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木鼻・・・阿吽の唐獅子
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木鼻
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持送り・・海鳥
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左脇障子
脇障子の前の木組みは、「狛犬」・・・ 無残な姿です
その脇障子の右下に、刻銘がありました・・・正面からしか見えず、あわや、見逃すところでした
彫物師 氷上郡柏原住人 中井権次橘正貞
右、脇障子・・・
左と同じように、木製狛犬の分解されたものが置いてあり、正面から見えません
狛犬・・金属製です
左面、妻飾り
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蟇股
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蟇股
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蟇股
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奉納絵馬・・・萬延元年(1860)と読める
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手水舎・・・手水鉢の正面右に、「宝暦四(1754)」と読める

社務所

中井権次橘正貞の彫物・・・見事なものでした
向拝の木材が、風化か? 白くなり、それだけが残念です
山王七社・・・旧山内庄の何鹿神社、二ノ宮神社、酒治志神社、九手神社、子守神社、能満神社と井尻の日吉神社の内の一社ですが、前回、訪れた子守神社も、中井権次橘正貞の彫物!
鎮座位置は近くとはいえ、同時期に製作依頼されたとか、想像するだけで、ロマンですね
山王七社の内、五社は、未確認ですが、早晩参拝しましょう・・・楽しみです
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