中井権次の足跡を巡ってやってきました!
この石段を上がっていくと、山門の下で、千山寺のお婆さんが涼をとっているのか、座っておられました・
私・・・お婆さんに、お参りと、拝観したいのですが‥と、
すると、
お婆さん・・・住職がそちらにいますよ‥って!
で、ご住職が来られて・・・
私・・・中井権次さんの‥っと!云ったら・・・どうぞ、こちらへと、ご案内いただきました!
ちょっと、びっくりです!
で、あれがそうです
と、そこには、立派な龍が・・・
千山寺御詠歌・・・心をはにごさてゝめ 千山寺 清きはらすの 花のちかいに・・・
ご住職、履き物を脱いで、お堂へ上がり、「あそこに、刻銘がありますよ!」‥って
これまた、ビックリです
自分で探すものを、ご説明いただきました!
刻銘 「丹波柏原、中井権次、正貞」とあります・・・(龍の右下)
この巨石は名はないとのことですが、お不動様がお祀りされています
おおぉ、ええのかなぁ? では、遠慮無く!!
しばし、山門の涼み台に座り、中井権次の話しに・・・
実は、千山寺の向かいに磯崎神社があって(実はこの次の訪問地)ここの彫物が立派ですよ!‥っと
磯崎神社で、中井権次が仕事をしていて、ついでにこの千山寺も彫ってもらったらしいと!
中井権次の資料に、請負金額などの資料があるらしく、両とか金額の単位があやふやだがと‥ご住職
と、いうことで、聞いた話しでは、たしか千山寺は200両、向かいの磯崎神社は300両
ググってみたら、江戸時代後期、1両は現在では約5万円と、いうことは、10,000,000円
いや、それはないやろね? 単位が違うかも・・・でも、貴重なお話です!
そして、この寺も元はお城だったのではと
そして、現在の寺事情とか、今、賑わっている、高野山のこととか・・
・・・ちょっと、備忘録に記することができないことまで、お話いただきました
山門・・・修復したとのことです
しかし、これはそのままにしていますと、いって、見せていただいたのが・・・
・蟇股の獅子咬み・・・両面、左右にあるではありませんか!
これはこれは見事なもので、山門を通る者に睨みを効かせていますね
と、いう訳で、ほんと、色んな話しを聞かせて頂きました
・・・気が付けば約1時間あまり・・・
お暇をと、いうことで、丁重にご挨拶させていただきました
偶然でしょうが、最近、ご住職とお話させていただいたことが続いています
これも、よき出会い、思い出として、ありがたく思っております・・・m(_ _)m
では、向かいの磯崎神社へまいります
訪問日:6月7日
以下、各部位の写真です
写真下の木鼻の像 眼が悲しそう!
手挟み
山門、修復後の木鼻・・新しいものらしいですが、中井権次一統ではありませんね?
山門、修復後の木鼻・・前のままとのことです
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