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2017年4月9日

箱木千年家・・・国指定重要文化財・・・神戸市北区山田町衝原!




箱木家住宅… 国指定重要文化財
 一般には、「箱木千年家」の名で知られています
箱木家は古くからこの地方の土豪あったと伝えられ、代々庄屋を勤めた家柄です
現在の建物は、呑吐ダムの建設に伴い、昭和五十二年七月から五十四年三月にかけて移設工事が行われ 従来のところから数十メートル離れた高台に建っています
移築の際に行われた解体調査及び敷地発掘調査により、現存する日本最古の民家であることが確認され 加えて、十四世紀頃に建てられた「母屋」と後に建てられた「離れ」とを江戸時代末期に一つの屋根の下に納めた合成建物で あったことも明らかになりました
現在は「母屋」と「離れ」を建築当初の形に分離して再建し、築山、中庭、納屋、土蔵などを移築前と同じように 配しています…神戸市教育委員会



左:母屋 + 右:離れ
母屋、屋根裏構造
現在の天井は竹組?だけみたいですが、本来はこの上に「土」を乗せていたようです・・・
・・・木材は、釿痕がはっきりわかります・・・




離れ・・
奥座敷
・・・書院もある、床の間は、資料ケース
甲冑・・・バラバラの品らしい・・・鑑定で、室町、足利時代と認定されている





        右:離れ 左:母屋

離れからみた、母屋の縁・・・
母屋の茅葺き


離れの側よりみた、呑吐ダム・・・

中央の狸の焼き物の左が受付、その左が箱木千年家 狸の右が、現在のお住まい?


下の写真は、実際に居住していた折の写真・・・
・・・十四世紀頃に建てられた「母屋」と後に建てられた「離れ」とを江戸時代末期に一つの屋根の下に納めた合成建物の姿・・・

茅葺き屋根が、大きいです・・・

受付のお方が、この箱木家の当主・・・お話を聞かせていただきました・・・

・・・上の写真は、実際に暮らしていた、箱木家の姿・・・
現在、51代当主ですと・・・失礼ながらとお聞くと、ご子息がおられ、52代と・・・

私、失礼を顧みず、ゲスなお話をしました・・・

・・・千年続けば、まして、庄屋さんであれば、さぞかし、お宝が・・ってね! 
いや、明治維新で、すっかり、無くなりました・・展示している甲冑もバラバラなものと・・・

神戸市のホームページでは、3月、休館していました・・・で、お聞きすると・・・
・・・ご当主が体調壊され、開館できなかったようです・・・

いやいや、国指定重要文化財を維持、管理もご苦労が絶えないようで・・・m(_ _)m

戦時中の話になり・・・空襲で焼けなかったですね・・とお聞きすると・・・
・・・B29が、この上を飛んできて、まして、艦載機が低空で飛んでいくのが恐ろしかったと・・・

そして、この近くに同じ時代の家があったらしく、数年前?焼失したらしいと・・


いやいや、貴重なお話をお聞かせいただきました・・・ありがとうございました


「P」も完備して、入館料は300円・・・日本最古の民家・・・必見です!!












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