・・旧桜宮公会堂の歴史・・
旧桜宮公会堂は、1935年に明治天皇記念館として建設された、鉄骨鉄筋コンクリート、造地下3階建て、延べ床面積約1000㎡の建築物です。造幣局の北側、桜之宮公園の泉布観地区にあり、正面玄関部分は泉布観と並ぶ大阪府最古の洋風建築です。
国の重要文化財(1956年指定)である正面玄関は、1870年に建設された造幣寮(現造幣局)の金銀貨幣鋳造所のものを移築しており、建物全体は同鋳造所の当時の様子に復元されました。造幣局の工場建築で最も美しいと評されたこの正面玄関は、老朽化による昭和初期の鋳造所の取り壊しの際に保存され、明治天皇記念館の建設時に正面玄関に取り付けられました。
以降、明治天皇記念館から聖徳館に改称、戦後1950年には2階部分に大阪市立図書館(桜宮図書館)が移転しましたが、1980年には図書館はなくなり、かわりに1985年から学校教育の振興施設ユースアートギャラリーとして主に児童・生徒の絵画展が行われていました。大阪市民に広く愛されてきましたが、2007年3月に閉鎖、2013年4月に婚礼施設兼レストランとして再生、「旧桜宮公会堂」として開業しました・・・配布パンフより引用
旧明治天皇記念館正面玄関・・(旧造幣寮鋳造場玄関、重要文化財)
竜山石の正面玄関・・・
・・・正面玄関の石材は竜山石でできています・・竜山石とは、古くは古墳時代に一大ブランドとして名を馳せた石古墳時代、西日本の各地でカルデラをつくるような大規模な火山活動が起こり、 火山は溶岩を流し火砕流を発生させて溶結凝灰岩などの火砕岩をつくりました
竜山石はカルデラができた後、そこに水がたまってできた湖の底に溶岩が噴出してできたと考えられています。古墳時代中期には、畿内の権力者のほと肯んどの石棺にこの竜山石が使われ「大王の石」と称され、あの仁徳天皇陵などの石棺にも使用 された石・・
江戸時代初期、慶長年間には姫路城や明石城をはじめ、石垣などの建築構造資材と して竜山石が大量に使われました。
その後、近代になると美しく優れた建築資材として、国会議事堂・住友銀行本店ビル・京都ホテル旧館、 旧国鉄大阪鉄道管理局等の外壁・自本帝国ホ テルなどの近代建築でも活用されています・・・配布パンフより引用
泉布観・・重要文化財
泉布観は明治四年(1871)、造幣寮(造幣局の前身)の応接所として建てられた。 煉瓦造(一部、石造)二階建てで、設計者はアイルランド出身の技術者ウォートルスである 建築様式は一般的にベランダコロニアル様式と呼ばれ、ベランダを巡らせること、窓が床面から立ち上がるフランス窓であること、その外側に鎧戸がつくことがなどが特徴である 高温多湿の気候に合わせた建築様式である |
泉布観の名はその時天皇の命名によるものであり、「泉布」は貨幣、「観」は立派な館を意味する
その後も皇族や外国からの要人を迎えた、我が国で最初期の本格的な洋風建築として貴重である・・・大阪市
泉布観・・・
煉瓦小屋・・
・・・これも、前述のものと同じかなぁ・・・?
旧桜宮公会堂・・国指定重要文化財・・・ ・・・いや!、凄い建物、竜山石でできた玄関です・・・
恥ずかしながら、全く知りませんでした・・・大阪造幣局桜、通り抜けで、国道1号線の北側を見て・・
うん? 「これは・・」って感じで、拝見して・・!
明治天皇記念館の正面玄関でもあり、造幣局の歴史なり・・・凄い場所でもありました・・・
あらためて、大阪の歴史を知った一日でした・・・
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