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2015年11月22日

新宮市、新宮城跡、別名、丹鶴城・・紀伊半島、縦断のひとり旅!

紀伊半島、ひとり旅、三日目です・・・

新宮市で泊まりました・・そして、泊まった宿のすぐそばになんと、新宮城跡があるではないですか・・これは、見逃してはいけません・・・本日、最初の訪問地です・・・
歩くこと、2分・・・見上げれば、立派な石垣の新宮城跡・・・
さあ、登城します・・現在、午前8時・・・天候、曇りです・・
新宮城跡・・丹鶴城公園・・・新宮市観光案内によれば・・・
新宮城は元々丹鶴姫が住んでいたということから「丹鶴城」、または、熊野川河口の先に太平洋を眺められることから「沖見城」とも呼ばれる・・
平安時代(今から1,000年ほど前)当地を治めていた熊野別当が別荘を建てていたこの場所に、新宮十郎行家が始めて城を築いたともいわれる。

新宮城、別名・丹鶴城は関ヶ原合戦の後、和歌山城主となった浅野幸長の家臣、浅野忠吉が新宮領を与えられて慶長六年(1601年)に築城を開始した城である・・
元和元年1615年の一国一城令で廃城となるが、同四年再建を許され再び築城が始まる・・・
元和五年(1619年)浅野氏に替わって徳川家康の十男頼宣が紀州に入国し同時に頼宣の付家老として新宮に水野重仲が入った・・
重仲は、忠吉の築城工事を継続して寛永十年(1633年)城は完成をみる・・以後、明治の廃藩置県により廃城となるまで、紀州藩新宮領支配の中枢として機能した・・・ 構造・・・ この城は独立丘陵上にあり、東の最高所に「本丸」と「天守台」が、その西方に「鐘ノ丸」と「松ノ丸」が配置される
本丸の北には「出丸」があり、熊野川の河口、上流方向が見通せる
熊野川岸の「水ノ手」には船着き場と一万俵余の炭が収納できる大規模な炭納屋が設けられ、熊野川流域の備長炭を集積し江戸などに出荷する拠点となっていた・・・
炭は江戸の炭消費量の3割を賄ったといわれる・・
登城のための大手道は、二の丸の北側(川寄り)からカギ形に屈曲して松の丸に登るもので、鐘の丸を経て本丸に至るようになっていた
今は城の石垣だけが残されているが、石垣の石積みは目を見張るほどの美の極致を表現している。国の史跡指定がなされているので国宝級ものと・・・・・・案内板より引用
紀伊国新宮城之図(内閣文庫蔵)

紀伊国新宮城之図(内閣文庫蔵)

正保四年(1644年)、幕府は各藩に命じて城郭・城下図を提出させた

この図はその時の絵図で、築城まもないろの縄張りを正確に描いている
・・・案内板より引用

一番下の青い部分・・堀は、大正時代、埋められ、現在丹鶴町と・・・
登城です、石段をあがります・・・
少し上がると・・・おおぉ、損傷が激しい石段の坂・・・・
180度Uターンして登る、石段・・・う~ん? 整備中か、放置されているのか?・・
国の史跡指定されているのに・・ね!  
やっと、石垣、石段が、見えてきました・・枡形虎口?・・この付近からはキレイな石垣見られますね!

大手、水ノ手、本丸へ
写真下・・・水ノ手、大手門・・熊野川・・

建物があります・・・トイレ?
鐘ノ丸へ
鐘ノ丸です
本丸へ向かいます・・
本丸です
本丸からみる熊野川・・いい景色ですね!
本丸、出丸付近から見る・・熊野灘、新宮市内・・曇りです!
さぁ、別のルートで降ります・・この先に「P」がありました・・・
もしかしたら、こちらが、正式な観光ルート?
さぁ、下城しましょう・・・立派な石垣のお城・・見晴らしもよく・・・訪れてよかったです!
そして、流通にも最適の地・・第九代城主、水野忠央は、他藩が羨む大富豪であったとのこと・・・

なんと、城跡の下にトンネルが・・・JR紀勢本線です・・・
そのトンネル前のフェンスに・・・朝顔?・・ググってみました!
和名:そらいろあさがお・・・
日本で一般的に育てられている「アサガオ」(学名ではIpomoea nil)とは、別の種類ですって!

そして、路地に入って「P」へ向かう途中・・・学校法人、羽根学園とあります!
その玄関、蛍光灯の下・・ソロバンがありました・・・建物といい・・レトロですね!・・いいですね!
そのソロバンの左横に・・電話、588・・の札が貼ってあります・・・局番無しです・・・

ググってみました・・・
昭和10年(1935年)、熊野高等経理専修学校として建てられた校舎で、和風の屋根と玄関ポーチに下見板張りの壁面とのこと・・・


さぁ、新宮市を出て、次なる目的地に向かいますが、その途中に・・・「浮島の森」・・があります

新宮市観光案内によれば・・・・
・・・市の中央部にあり、島全体が沼の中に浮いている・・・
島には130余種の植物が森をつくっている。主なものは、スギ、ヤマモモ、イヌウメモドキ、オンツツジ、ヤブニッケイなどで、樹下の地表には高層湿原に生息するオオミズゴケが生え、北方系のヤマドリゼンマイ、南方系のテツホシダのような寒暖の植物の混生が珍しく、昭和2年4月、国の天然記念物に指定されている・・と、あります

島全体が浮いている・・・道路からは判別できないが、すごいですね・・・
散策はできないので、写真一枚だけ・・・(*^_^*)

と、いうことで、新宮市・・・そう、熊野速玉大社へ、参ります・・・

では、続きます・・・・


訪問日:11月7日





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