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2015年11月13日

南紀白浜、三段壁・・紀伊半島、縦断のひとり旅!

和歌山県、白浜町へ・・・先輩を訪ねるのが目的で、出かけた紀伊半島、縦断のひとり旅・・・
しかし、白浜町へ出かけるなら・・いっそ、熊野やら、海沿いを走りたい・・・と!
なにせ、出来るだけ、未知の道を走りたい・・・いつものひとり旅の基本です

朝から、先輩の案内で、景勝地を巡っています・・・
千畳敷を眺め、三段壁と、やってきました・・・

千畳敷の南海岸にそそり立つ高さ50mの断崖・・・三段壁!

紀伊半島南部西海岸は熊野枯木灘海岸県立自然公園内、南紀白浜温泉「崎の湯」の1.8km南の海に直立する長さ2km、高さ50m~60mに及ぶ柱状節理の大岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られる・・・Wikipediaより引用
南壁先端の柱状節理・・
北壁・・・
地下36mには海蝕洞窟が形成されており、断崖上から地中をエレベーターで降りると洞窟内部を観覧できる・・・
平安時代に力を誇った熊野水軍の隠し洞窟だったと伝えられる白浜の古跡です。
地上から地下36mの洞窟へはエレベーターで約24秒・・・料金は1,300円・・・おおぉ、いい値段やね!

・・・さぁ、神秘な体験をしましょうか・・・

紀伊半島はプレートの運動によって、古第三紀のころ(数千年前)、海溝に堆積した地層が陸側に付加してできた岩盤(四万十付加体)と、新第三世紀中新世の初め頃(約1600~1800万年前)に前弧海盆と呼ばれるやや浅い海底に堆積した地層(田辺層群)からできています
紀伊半島には新第三世紀中新世の中頃(約1400~1500万年)に著しいマグマの活動がありました
その活動は湯崎半島にもおよび、熱水による鉱床が形成されるとともに白浜に高温泉が湧出するようになりました
三段壁付近の海岸段丘はかっての磯が35mをこえる高さまで隆起してできたものです・・・案内板説明より引用

熊野別当湛増は吉野十津川の兵をも統合、総勢二千熊野水軍と二百隻の船に分乗若一王子の正体を榊の枝に奉じ金剛童子と描き日月が東の山の端を出ずる勢威のもとに源平両軍対峙する屋島の浦に向かって此処田辺湾を出発したと・・・・・・案内板説明より引用
パンフでは、洞窟内に熊野灘から押し寄せる波が岩肌に荒々しくぶつかり、白波がはじけ散る光景はダイナミック。太平洋の息吹を感じられる。五感で大自然の驚異を体験しよう・・・と、ある!

確かにすごい・・・満潮の時なんかすごいやろね!

潮吹き岩・・・
洞窟の対岸にあり、打ち寄せる波の圧力でクジラのように数メートルまで潮を吹き上げる岩盤・・
残念ながら、潮を吹き上げるまではなかったで~す!  潮の関係やね!


熊野水軍番所小屋・・・再現
三段壁洞窟は勇猛果敢をうたわれた熊野水軍の舟隠し場だったそう。史料によって再現されたこの番所小屋で「歴史の戦い」の余韻を感じ取ってみよう・・と
十像岩・・
岩肌に10の石像が見えるという、珍しい天然の岩肌・・・
う~ん? 私には見えませんでした・・・

ググっていくと・・・三段壁、この洞窟も心霊スポットらしく、洞窟内で写真をとると、心霊写真が撮れるらしい・・


神秘的な洞窟体験ができました・・・
「P」には、「いのちの電話」がありました・・・そう、ここは・・・・!

ここは、自ら命を絶つ人が今でも少なくないと・・・先輩曰く・・・年間、数人は・・と!
・・・この三段壁を見ていると、そのまま、海に落ちるのではなく、あの柱状節理の岩壁に身が叩きつけられ死するもとの思える・・・
海の色はキレイし、景観も・・だが、現実は、この場所で、尊い命を自ら絶つ・・・なにか切なさを感じられますね・・・


さぁ、南紀白浜・・・先輩と再会も果たし、景勝地も巡ってきました・・・いよいよ、先輩ともお別れです!
またの再開を約束して別れます・・・身体だけは気をつけて・・・m(_ _)m

では・・私、紀伊半島、ひとり旅は続きます・・・まずは、潮岬を目指します・・・




訪問日:11月6日






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