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2020年7月30日

中井権次一統の足跡 西光寺(西光蜜寺)京都府南丹市八木町美里中石谷9

中井権次一統の足跡を巡っています
京都府南丹市八木町美里中石谷9、西光寺(西光蜜寺)を訪ねます

2015年5月、中井権次一統の足跡を巡って、当初?拝見いたしました
しかし、本堂内には入らず、入口からコンデジでの撮影でした

欄間の龍・・・これに驚き、いつの日か再訪をと予々考えていました

今回、マサさんのお力添えにより、西光寺ご住職にアポをとっていただき、本堂内参拝と撮影をさせていただくことになりました
テンションがあがり、ワタワタしながらの撮影となりました



この坂を登ります

山門

       緑紅葉に護られて、良い雰囲気です

       本堂の戸を開いていただきました

唐破風向拝と緑紅葉・・・色づけばさらに見事なことでしょう


南丹市指定文化財 西光寺阿弥陀堂(本堂)

当寺は、奈良東大寺を開創した高僧良弁によって、勝宝八年(756)に創建されたと伝えられる。
本堂は、亀腹基壇上に建ち、入母屋造、桟瓦葺、妻入りで、正面には唐破風の向拝を付け、擬宝珠高欄付の切目縁を巡らしている。
几帳面付角柱の向拝屋根は銅板葺である。
向拝の紅梁や木鼻には装飾彫刻が豊富である。
上部に粽を付けた身屋柱は欅の円柱で、前より二間通りで外陣と内陣とに区別される。
京都府無形文化財に指定されている六斎念仏が行われる外陣は、畳敷詰で天井は折上げの小組格天井、内陣は板敷で、天井は小組格天井である。
堂内欄間には欅材で精巧な龍の彫刻がある。
また、文化元年(1804)三月二十八日の上棟されたことが棟札によってわかる
・・・南丹市教育委員会




本堂へ
出迎えてくれた、本堂欄間の幅一杯の巨大な阿吽の龍・・・
テンション、MAXです
私、基本、仏様は掲載しないので、ボカシいれます
Ricoh-GX200 19mm
左から欄間の龍を・・・
天井は折上げの小組格天井

右から欄間の龍を・・・
右、龍
左、龍

内陣にも入らせていただきました
内陣奥の欄間には、巨大な鳳凰が・・・

顔を・・・

内陣、左奥欄間・・・天井は小組格天井

そして、須弥壇
なんと、八匹の獅子が・・・

見事です

右側から・・・


本堂から参道を・・・緑紅葉がキレイです

向拝、本堂から彫刻背面を・・・

本堂を出て、唐破風、向拝の彫刻を・・・中井権次一統の足跡かどうかは不明です
兎の毛通しは、鶴
妻飾りは、亀仙人 水引虹梁中備は、麒麟か?

本堂の木鼻

向拝、獏

几帳面付角柱
擬宝珠、架木も切り出しのようです

       手水舎

本堂、右面
亀腹基壇上に建ち、入母屋造、桟瓦葺、妻入り・・・全体の写真が撮れません

本堂を降りて、しばらくお話をお聞きしました
その庫裏の玄関の上にも、獅子が・・・おそらく、中井権次一統の足跡でしょう

今回、マサさんのご尽力で、ご住職同伴で、本堂内を外陣・内陣を、須弥壇の側まで行かせていただき、好きなように撮影させていただきました
しかし、テンションがあがり、ワタワタしながらの撮影となった結果、数々の失敗をして、現像に苦慮いたしました
堂内の写真撮影の難しさを痛感いたしました

数々の中井権次一統の足跡を巡ってきましたが、これだけの彫刻を拝見でき、感動いたしております

五代目中井丈五郎正忠の超大作です
刻銘はありません
なぜ、五代目中井丈五郎正忠なのか?
そう、宮津市中井本家で、下絵が発見されているのです



追記:今回は特別に拝観させていただき、許可を得て撮影させていただきました






2020年5月24日

中井権次一統の足跡 五代目中井丈五郎正忠の世界・・・「木鼻」

中井権次一統の足跡を巡ってきて、その足跡を備忘録として掲載してきました
その備忘録から、代々の権次別の彫刻、そして、その部位毎にまとめます

今回は、五代目中井丈五郎正忠です
そして、息子、六代目中井権次正貞との合作もあります

五代目中井丈五郎正忠の「木鼻」です


阿上三所神社

温泉寺


       称名寺





       沢田八幡神社 


八津合八幡宮

長安寺

長安寺

弘誓寺

瑞雲寺

一宮神社

隆国寺


五代目中井丈五郎正忠が携わった社寺です
ただし、資料から引用し、銘未確認、推定もあります

弘誓寺    兵庫県篠山市上板井993 (資料、銘未確認、推定)
沢田八幡神社 兵庫県篠山市沢田523
一宮神社   兵庫県丹波市町中竹田(資料、銘未確認、推定)
円成寺    兵庫県丹波市柏原町小倉1
称名寺    兵庫県丹波市春日町黒井
瑞雲寺    兵庫県丹波市青垣町東芦田633(資料、銘未確認、推定)
八津合八幡宮 京都府綾部市八津合町西屋
阿上三所神社 京都府京丹波町和知本庄28-29
長安寺    京都府福知山市奥野部577
温泉寺    兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2 (資料、銘未確認、推定)
隆国寺    兵庫県豊岡市日高町荒川22(資料、銘未確認、推定)





2020年5月23日

中井権次一統の足跡 五代目中井丈五郎正忠の世界・・・「脇障子」

中井権次一統の足跡を巡ってきて、その足跡を備忘録として掲載してきました
そして、代々の権次別の彫刻の部位毎にまとめます

今回は、五代目中井丈五郎正忠です
そして、息子、六代目中井権次正貞との合作もあります

五代目中井丈五郎正忠の「脇障子」です

阿上三所神社

・・・左脇障子には、「彫物師柏原住中井丈五郎正忠」とある
   


沢田八幡神社
・・・右脇障子の題材は、木梨神社、岩戸神社と同じですね


   


沢田八幡神社、左脇障子背面の刻銘
 「右側:當国彫物師 氷上郡柏原町 青龍軒」
 「左側:中井丈五郎正忠、中井文五郎正貞 刻」 と、刻まれています

親子共作ですね・・・



八津合八幡宮
     

   八津合八幡宮 脇障子背面刻銘
     當社彫物師柏原町住人 中井青龍軒政忠 彫刻 

八津合八幡宮 脇障子背面刻銘、「當社彫物師柏原町住人 中井青龍軒政忠 彫刻」 
阿上三所神社 脇障子正面 「彫物師柏原住中井丈五郎正忠」

この二つの刻銘方法は、なにか意味があるのでしょうか?
正が政 
中井青龍軒政忠・・・青龍軒を名乗ると、「政」なんて、勝手に想像しています

しかし、沢田八幡神社、左脇障子背面の刻銘は・・・
 「右側:當国彫物師 氷上郡柏原町 青龍軒」
 「左側:中井丈五郎正忠、中井文五郎正貞 刻」 と、刻まれています

右側は、彫物師団の青龍軒、左側はそのメンバーとして刻まれているのかなぁ?

想像は、実に楽しいですね




五代目中井丈五郎正忠が携わった社寺です
ただし、資料から引用し、銘未確認、推定もあります

弘誓寺    兵庫県篠山市上板井993 (資料、銘未確認、推定)
沢田八幡神社 兵庫県篠山市沢田523
一宮神社   兵庫県丹波市町中竹田(資料、銘未確認、推定)
円成寺    兵庫県丹波市柏原町小倉1
称名寺    兵庫県丹波市春日町黒井
瑞雲寺    兵庫県丹波市青垣町東芦田633(資料、銘未確認、推定)
八津合八幡宮 京都府綾部市八津合町西屋
阿上三所神社 京都府京丹波町和知本庄28-29
長安寺    京都府福知山市奥野部577
温泉寺    兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2 (資料、銘未確認、推定)
隆国寺    兵庫県豊岡市日高町荒川22(資料、銘未確認、推定)



2020年5月21日

中井権次一統の足跡 五代目中井丈五郎正忠の世界・・・「龍」

中井権次一統の足跡を巡ってきて、その足跡を備忘録として掲載してきました
そして、代々の権次別の彫刻の部位毎にまとめます

今回は、五代目中井丈五郎正忠です
そして、息子、六代目中井権次正貞との合作もあります

四代中井言次君音の長男で、のちに「青龍軒」と称する彫物師集団とともに社寺を多様な作品で埋め尽くした・・・
なお、龍の裏に直接銘を入れ始めたのはこの正忠であると・・・資料より引用


称名寺、龍背面の銘



中井権次一統の足跡から、五代目中井丈五郎正忠の刻銘が確認できたものと、資料から判明したものを、備忘録から抜き出した一覧表とその写真です
2015年からですので、カメラ、現像方式の違いなどで、画質は異なります

五代目中井丈五郎正忠の「龍」です
なお、銘未確認は、推定といたしますので、ご容赦を!


称名寺

温泉寺

阿上三所神社

一宮神社 

弘誓寺

瑞雲寺


沢田八幡神社

沢田八幡神社

八津合八幡宮


隆国寺


長安寺薬師堂内 天井の龍

長安寺薬師堂内の天井の龍・・・下絵


どれも見事な龍です
特筆するのは、長安寺薬師堂内の天井の龍ですね・・・二度、撮影に出向きました


五代目中井丈五郎正忠が携わった社寺です
ただし、資料から引用し、銘未確認、推定もあります

弘誓寺    兵庫県篠山市上板井993 (資料、銘未確認、推定)
沢田八幡神社 兵庫県篠山市沢田523
一宮神社   兵庫県丹波市町中竹田(資料、銘未確認、推定)
円成寺    兵庫県丹波市柏原町小倉1
称名寺    兵庫県丹波市春日町黒井
瑞雲寺    兵庫県丹波市青垣町東芦田633(資料、銘未確認、推定)
八津合八幡宮 京都府綾部市八津合町西屋
阿上三所神社 京都府京丹波町和知本庄28-29
長安寺    京都府福知山市奥野部577
温泉寺    兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2 (資料、銘未確認、推定)
隆国寺    兵庫県豊岡市日高町荒川22(資料、銘未確認、推定)