出石を彩る近畿最古の芝居小屋「永楽館」を訪ねます・・・県指定重要有形文化財です
永楽館は2018年4月に・・・今回は嫁を連れての見学です
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2018/04/17-2.html
前回とできるだけ、違う写真を掲載したいと思っていますが・・・
表・・・左の戸が正式な入り口ですが、今は、左側の路地を入ったところが、木戸口です
桂米團治独演会のポスターもありますね
今回は舞台に、高座がありますね
係員さんに許可いただき、高座へ座らせて頂きました
嫁・・・桟敷に座り・・・
・・・え~、ようお越しを、毎度馬鹿馬鹿しいおはなしを・・・と、云ってしまいました(笑)
なかなか、よき眺めでした
この看板の数社は現存しているようです
花道・・・スッポン
・・・花道の七三の位置(舞台寄り)にある小型のセリです
永楽館では、花道下の通路で役者を乗せ、人力で担ぎ上げます
主に幽霊や妖怪・妖術使いなどの役が登退場する時に使われます
ぶどう棚・トラス
舞台天井に丸竹を縄で格子状に組んだもので、幕を吊ったり、上から雪や花吹雪などを散らす。永楽館の場合、さらに役者が宙吊りできるような大きな仕掛けが、ぶどう棚の上に取り付けてある。また、トラスとは洋風の工法で、材木を三角に組み合わせることによって、強い骨組みを作ることができる
太夫座・・・
舞台上手にある小部屋で、階上は太夫座と呼ばれ、義太夫の演奏者がいます。演奏時は、その床が前方にせり出す構造になっています。階下は嚇子場で、三味線や太鼓などの演奏者が出離子などを演奏する部屋です。
・・・出演者のサイン? いたずら書き?
二階の楽屋へ・・・
・・・役者さんの楽屋風景写真の写真?
二階楽屋前から桟敷を眺めます
ここにも・・・かしまし娘の正司ハナエさん 三人娘の末っ子ですよね
今は使われていないとのこと・・・五右衛門風呂
奈落から花道への階段
永楽館の舞台は、床が丸く切り抜いてあり(直径6.6m)廻すことが出来ます
この床の上に二場面、または三場面の大道具を準備し、舞台転換に用います
舞台下には奈落があり、人力で廻します
また、「セリ」と呼ばれる廻り舞台の一部が上下する仕組みもあり、役者の出入りに使用します
出演・出勤簿? 自分の名の上の穴に棒を挿すらしい
こんな趣のある「永楽館」木戸口前です
外人観光客は、ほとんど来ないらしい・・・
・・・足の便が悪いとのこと・・・城崎温泉は人気があるのにね
むずかしいですね・・・観光地も!
追記:四回にわたる、出石を巡る備忘録でした
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