貴船神社から、「えいでん」に乗り、鞍馬駅に戻ってきて、鞍馬寺を参詣します
鞍馬駅前の「天狗」がお出迎えです
・・・迫力満点です・・この右隣に「α君」を駐車していますので!
さぁ、鞍馬寺へ
仁王門です
鞍馬寺
奈良、唐招提寺の開山鑑真和上の高弟、鑑禎上人が、宝亀元年(770)、鞍を負った白馬の導きで当山に至り、毘沙門天を感得して草庵を結んだのが始まりである。
延暦十五年(796)には、藤原伊勢人が王城鎮護の道場として伽藍を造営し、爾来、衆庶の信仰を集めてきた。
現在は鞍馬弘教の総本山であり、宇宙の大霊・尊天を本尊とする信仰の浄域である。
山の精霊である天狗が住む山としても有名で、貴船へと続く参道には、豊かな大自然の中に、牛若丸(源義経)ゆかりの「息次ぎの水」や「背比べ石」、枕草子に記された「九十九折り」などの名勝古跡が散在し、多くの文学作品のも登場する。「初寅大祭」や「竹伐り会式」など由緒ある年中行事も多く、春の花に始まり、夏は全山緑に包まれ、秋は紅葉の彩り、冬は雪景色と四季折々の風情ある佇まいは、訪れる人々の心の安らぎを与えている。・・・京都市
写真撮影用なのでしょうか? 金網に一カ所に穴が開いています
勿論、その穴から撮影しますので、アップのみ!
仁王門
寿永年間(1182~1184)に建立されたが、明治二十四年に炎上したので、明治四十四年に再建され、さらに昭和三十五年に移築修理が加えられた。
仁王像は、湛慶作と伝えられ、明治の再建時に丹波よりお移しされたという
配布されている鞍馬山案内
・・・侮っていました・・・ホント、修行?苦行になろうとは!
九十九折参道
・・・元気な人は、ケーブルを使わず、ケーブル山門駅の横の九十九折の参道を登りましょう。
この道は、平安時代、清少納言が 「遠きて近きもの、くらまのつづらをりといふ道」 と綴ったことで有名です・・・と、あります
しかし、私、元気ではないので、ケーブルを使います・・・(-_-)
帰路は、九十九折参道を降ります・・・
牛若號Ⅳです
ケーブルは、多宝塔前に到着です 標高368m
弥勒堂が・・・
・・・昨年の台風による被害です 右の大杉が倒れてきたのですね
九十九折参道と、ケーブルから登ってきた参道の交差点・・・金堂へは右に行きます
帰路は、左へ九十九折参道を降ります
落ち葉一枚、ゴミ一つありません
やっと、到着です・・・
・・・金堂です・・・ここは標高410m
金堂、金剛床
「尊天」・・・
毘沙門天、千手観世音、護法魔王尊が安置され、これらの三身を一体として「尊天」と称している。
「尊天」とは、すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギーであるとする・・Wikipediaより
狛犬ならぬ「阿吽」の虎・・
虎は、本尊毘沙門天のお使いである神獣・・・
石の階段が延々と続く坂道・・・踊り場がないので、ツライです
・・・ここから、西門(貴船)まで、1130m・・・
やっと、到着した、背比べ石
遮那王と名のって十年あまり鞍馬山で修行をしていた牛若丸が山をあとに奥州平泉藤原秀樹の許に下る時、なごりを惜しんで背を比べた石といわれる。
波乱に富んだ義経公の生涯はこの石に始まるといえよう。
遮那王が背比べ石を見てわがこころなほ明日をまつかな 興謝野 寛
牛若丸が跳躍の稽古をしたといわれる、木の根道
木の根道は、硬い地質のため杉の根が地中に入り難く地表を這っている珍しい姿です
木の根は、樹木を育て生命を支える大切な働きをしています
できるだけ踏まないようにやさしく接して下さい
木の根道で牛若丸を鍛えたのは、陰陽師・鬼一法眼とも鞍馬山に住む天狗とも言われていると・・・
降りてきました・・・
上からみた、登山?の入口です
金堂前、よき眺めです
・・・左の石燈籠は寛延四年(1751)と刻まれている
さぁ、覚悟して、九十九折りの参道を降りましょう・・・足ガクガク状態!
中門が見えてきました
元来、山麓の仁王門の横にあって勅使門または四脚門と呼ばれ、朝廷の使いである勅使の通る門でしたが、この場所に移築されました。
九十九折りを降りたところに、重要文化財の拝殿がある、由岐神社があります
別途、備忘録を記しますので、今回はパス!
仁王門に戻ってきました・・・ヘトヘトです
鞍馬駅です
いや~、本当に修行でした・・・久しぶりにヘトヘトになりました
往路をケーブルに乗って大正解でした
これが、九十九折りを登っていったら、木の根道まで到達できたかどうかわかりません
恐らく、途中で、断念したことでしょう
多宝塔から金堂までが456m、背比べ石まで、403m・・これ急勾配の石段!
それを下ってきて、791mの九十九折りを・・途中から地道、危うく、滑って転びそうになりました
由岐神社から仁王門まで267m・・・
無事に降りてきたのが、不思議なくらい、足ガクガク、心臓パクパク・・・でした!
体力の無さ、脚力の弱さを痛感した、鞍馬寺、鞍馬山修行でした
途中ですれ違った若者・・・九十九折りを登り、貴船への道を歩いていきますと・・
・・・いいね! 若いって、元気はつらつです、頑張れって、応援している自分がいます・・・
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