中井権次一統の足跡を巡って、兵庫県丹波市柏原町、柏原八幡宮を訪ねています
丹波佐吉作の狛犬一対です
本殿前一対の狛犬は「丹波佐吉」(源照信)の作で、大阪府泉南地方を産地とする、和泉砂岩を原材料とした物で一般に「浪速狛犬」 と呼ばれる部類に属するものである
大新屋村(現、柏原町大新屋)で、旗本佐野家の代官を勤任していた、上山孝之進成績と、北山村(現、柏原町北山)居住の 有力者、田口金次昌栄両人によって文久元年(1861)に寄進したもので、台石の「奉献」の文字は筑前国(福岡県北西郡)の女儒亀井少琴の揮毫になる
掃除してやりたいが、下手に触って傷ついたら大変ですから・・・ね!
丹波佐吉の作品は丹波市内に数点現存しており、先の二点は奉拝、拝観することができる
大燈寺 観世像(青垣町稲土)、稲荷神社 狐象の一対(柏原町北山)
2016年6月27日 北山稲荷神社・・丹波佐吉の狐像は拝見いたしました
https://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/06/blog-post_27.html
厄除神社・・・狛犬
厄除神社前一対の狛犬は柏原町内で木彫作家を営む初代「柏里」(本名、磯尾健治)の石材を用いた作品で、昭和二十七年(1952)二月に氏子崇敬者によって献納されたものである
神社、寺院を訪れた時、狛犬、石燈籠の製作年代、石工の刻銘を探すのが、定番となっていますね
どんな人が、どのような思いで、寄進、奉納したか・・・
石工が、地域が、時代が、変れば、形が違う・・・その時代背景を思いながら、勝手に想像し、絵書いて楽しいでいる、おっちゃんがいます
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