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2014年11月11日

室生寺!・紅葉を巡って・・奈良県宇陀郡へ

ちょっと、早いか?・・紅葉の時期・・・でも、晴天なんです!
室生寺・・・2012年の春、桜の時期の訪れました・・・しかし、この備忘録は、未だ始めていません!

お気に入りの名刹です・・・室生寺・・奈良県宇陀郡・・山奥です!

女人の済度をもはばかる真言道場とて、女性の参拝を許したことから「女人高野」と親しまれております・・

室生寺を歩いて感じる雰囲気は、大伽藍の寺院建築が建ち並ぶ寺院との違い、どこか静かな佇まいなのです・・建造物は平安初期、鎌倉時代の堂塔ばかりで、それも国宝、重要文化財ばかり、原生林の中を伸びる石段の坂を上がり奥の院へ・・・
いや!そりゃ・・凄い石段・・巨木・・全て、お気に入りです・・

中国道、阪神高速、西名阪・・針ICで降り、国道369号線、国道165号線、県道28号線を走ります!
片道約120km 1時間50分の道のり・・・・
天理に向かい、西名阪から見る、山々・・・色づいていません・・でも、晴天・・・気持ちいいです!

で、前回、「P」は、室生寺の「P」・・・川沿いをちょっと歩かないと・・・
今回は、キッチリ、ググっています・・・室生寺の玄関である、太鼓橋まで、1分の「P」へ・・・
この道路・・県道28号線・・・バス、1台ギリギリ通れる幅なんです・・

では、参拝いたします・・・
県道28号線の角の建っているのが・・・
老舗旅館、橋本屋さん・・・

・・・・前回、昼食をいただきましたが、未だ午前中・・

川に架かる朱塗りの反り橋・・室生寺への入口となる「太鼓橋」です・・台風で流され、再建されたもの・・
写真左下:太鼓橋  写真右下:太鼓橋からの撮影ポイント・・・う~ん!・・紅葉にはやはり早かったよ!

太鼓橋を渡ります・・・本坊への表門・・・・うん?女人高野の石碑が新しくなっている?・・記憶違いかなぁ・・

そこを右へ・・巨木の杉が立ち並んでいます・・・私、巨木には必ず、触れさせていただきます・・しかし、三角ポールが邪魔しています・・はい!
この巨木・・大杉は樹齢200年ぐらい・・「三宝杉」と呼ばれています・・
これから、登る、奥の院への道には、さらなる巨木が立ち並びます・・それはそれは・・・です!

おおぉ・・紅葉が出迎えてくれました!・・仁王門が現れました・・・お久しぶりですね・・・!
この仁王門は、焼失にて、昭和に再建されたものです
手前の拝観受付を済ませ・・・仁王門を激写・・・・
綺麗になっています・・以前の記憶が出てきません(-_-)

実は、今日から、新兵器、SONY RX100のデビューなんです!・・そしてこの備忘録からRX100での写真を載せます・・ところが、いきなり失敗です・・・後ほど、記します・・・(^^;)

仁王門をくぐり進むと・・「梵字池」があります・・
その名の通り梵字の「バン」の形をしており、大日如来を表していると云われています

「鎧坂」という石段・・

石の階段の様子が、編み上げた鎧の様に見えることから・・「鎧坂」・・
今日は、この鎧坂の石段から何段の階段を昇ることに・・・うん!・・頑張りましょう!

その鎧坂を登り切った正面に、「金堂」・・平安時代初期、国宝・・・が、あります!
正面、側面ともに五間の単層寄棟造り柿葺・・・
扁額の文字は「金堂」・・
内陣には一本造りのご本尊、釈迦如来立像(平安初期、国宝)を中心に・・・
薬師如来像(平安初期、重要文化財)
地蔵菩薩像(平安初期、重要文化財)
文殊菩薩像(平安初期、重要文化財)
十一面観音像(平安初期、国宝)・・
そして本尊の背後にある板壁には帝釈天曼荼羅図(平安初期・国宝)が画かれています・・・
弥勒堂・・鎌倉時代、重要文化財
三間四方柿葺のお堂・・
ご本尊は、厨子入り 弥勒菩薩立像(重要文化財)
客仏の釈迦如来座像(平安初期、国宝)が安置されている

柿葺・・板葺きの一種で、「こけら=薄い木片」を重ねて敷き詰めた屋根のことです・・
修復の寄付を募っております・・・

灌頂堂(本堂)・・鎌倉時代、国宝・・・延慶元年(1308年)の建立、五間四間入母屋造
内陣正面には、日本三如意輪の一つに数えられる如意輪観音菩薩像(平安時代・重要文化財)
が安置されている
真言密教の最も大切な法儀である灌頂をおこなう堂である

五重塔・・平安時代初期、国宝・・・
総高16.1m 野外に建つ五重塔では最少である。勾配ゆるく軒の出の少ない檜皮葺の屋根・・朱塗りの柱、白壁とが・・絶妙である・・・
室生山中、最古の建築であり、この塔の頂上は相輪は、水煙ではなく、宝珠をのせて・・他に類のない塔であると・・・
平成10年の台風にて大きな損傷を受け平成12年に修復、蘇ったと・・・
なかなか、よいアングルがなく・・・残念!

さぁ、奥の院へまいりましょう・・・室生寺にきたら、奥の院は、外せません・・・
しんどいですが、ほんと、お気に入りの路です・・・!

写真左下:五重塔からの最初に迎えてくれる、巨木の門?・・私、勝手に云っています・・
写真右下:写真左を登り、降りたところを振り返り・・・どう、この苔むした根元、3mぐらいはあります
もち・・ハイタッチ?です・・・元気そうでなによりで~す!  
・・・・お前は、どうじゃ?・・・と云われているような気持ちになりましたm(_ _)m
この辺りの山際は、暖地性シダ植物が自生する最北端の地として、天然記念物指定がされている
この手前に反り橋「無明橋」という朱塗りの橋がありますが・・その先から見上げる石段・・・
約370段余り・・原生林に囲まれた「胸突きの石段」と、いう・・・・
・・写真下、一番上の奥に少し見える常燈堂が真上に見えますよ!・・ほんと!真上!
石段の坂もほぼ、終わり・・・・
写真左下:その途中かか常燈堂を下からパチリ!  写真右下:汗ふきながら、正面よりパチリ・・

奥の院 御影堂・・鎌倉時代 重要文化財・・
弘法大師四十二才の像を安置 方三間の単層宝形造、厚板段葺で、頂上に石造りの露盤が置かれているのが珍しく、他に例を見ない建物である
七重石塔・・・
「御影堂」の傍らには、諸仏出現岩といわれる岩場があり、その頂上に建つている・・

平安時代後期、安山岩、高さ 270cmとある・・・
さぁ、下山します・・・どうです! この巨木、この絶景・・・すばらしい・・!
境内からみた、仁王門・・
写真左下:せめて、紅葉を・・   写真右下:本坊です
今回の「P」です・・
この手前に土産物屋さんがあり、そこで、料金払います・・・
平日、ガラガラですが・・・結構、沢山の方々が参拝にきておられますよ・・・

2年ぶりの室生寺・・いや、素晴らしい・・石段、結構きついかったです・・
しかし、前回は、登るのも必死でした・・途中何度も休憩して・・やっとでした
ところが、この2年間、鍛えられています・・上月城跡、国府山城跡・・等々・・石段、坂道・・登っていますから、前回より、楽勝・・と、いえども、この胸突きの石段は、きつい・・!

あと、何度、来ることができるでしょうか・・・そして、登れるでしょうか?・・・紅葉全開、桜満開の時に来ようかなぁ?・・
・・・がんばって生きておこう!!・・・







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