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2019年11月2日

加悦SL広場の車両・・・京都府与謝野町加悦

京都府与謝野町加悦、加悦SL広場の車両達です
奥に見える、国道176号線、福知山から加悦谷バイパス?をと、北上してきました
写真左側は、道の駅、その道の駅から、加悦SL広場への歩道橋を渡ります


その歩道橋から見える、C57189号、C58390号 機関車

加悦鉄道駅舎

加悦鉄道の歴史
SL広場の主役は、この地にあった小さな鉄道で活躍したSLです
加悦鉄道は、大正14年(1925)、丹後地方の町民823名により設立されました。
翌年、旧国鉄の連絡駅、丹後山田駅~加悦駅間5.7kmが開業、この時、雄姿を見せたのが、2号機関車でした。
以後、村人の足として、また丹後ちりめんの輸送に活躍した鉄道は、昭和14(1939)年に大江山で発見されたニッケル鉱石の輸送も担うことになり、営業距離も伸びました。
しかし戦後は、SLからガソリン車、ディーゼル機関車に主役が変わり、昭和31年(1956)頃にはSLも廃車になりました。
さらに、自動車交通の波に飲み込まれ、昭和60年(1985)、加悦鉄道は60年間にわたる歴史に幕を降ろしています・・・案内書より引用


構内から見た、駅舎、重要文化財、2号機関車
左には、1261号機関車

1261号蒸気機関車


2号機関車に連結されている「ハ4995号客車」

ハ4995号客車(町指定文化財)
明治26(1893)年新橋工場製(定員40人)。
昭和3(1928)年、国鉄より加悦鉄道へ。
明治期の代表的非買通型客車でマッチ箱とも呼ばれていた。

座席は、畳敷き・・・


4号蒸気機関車

4号機関車(町指定文化財)
大正11(1922)年 川崎造船所兵庫工場製のC形タンク機関車。
昭和9(1934)年長野電鉄から加悦鉄道へ
後方から

東レ103号蒸気機関車(旧長門鉄道101。本形式の同形機)

右:C57189号、左:C58390号

C58390号
昭和21(1946)年、汽車製造製。国鉄函館本線、石北本線で走行し、昭和50年(1975)使用廃止。
自重70トン。

動輪・・・迫力満点です

C57189号機関車

昭和21年(1946)三菱重工業製
国鉄新潟機関区等で使用し昭和46年(1971)使用廃止。自重79.9トン


ハ10形 付属客車 (町指定文化財)

大正15年(1925)10月、大阪梅鉢鉄工所で新製

どこか懐かしい? 上部の明かり取りの窓がいいすね!

ラッセル雪かき車(キ-165)



        まず、入れないラッセル車の内部
        前後の円筒は油圧系で、鉄翼をひろげるのかなぁ?
       


キハユニ101

キハ101形は、1936年に加悦鉄道が自社発注で製造した車両
NHK プレミアムカフェ「消えた鉄道を歩く 京都・加悦鉄道」で走る姿が映像として流れていました


キハ08 3

小型内燃機関車 通称”カトーくん”


遠州鉄道ト400型 無蓋貨車(ト404)

大正12年製 
加悦鉄道では、ニッケル鉱石を輸送するための無蓋貨車

転車台・・・今ではほとんど見ることができない手動式の転車台



「P」広場の片隅には、「日本最古の路面電車 No.5号車」

明治28年(1895)京都の七条駅ー伏見間(6.7km)に日本最初の電車として開通した
チンチン電車として親しまれてきたと・・・

二回に分けて、加悦SL広場の車両を撮ってきました
ちょうど、重要文化財の2号機関車の撮影がされていました

SLが牽引する列車に、幼いころに乗ったことを思い出しました
懐かしい思い出です・・・



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