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2019年6月9日

明日香の地を巡っています・・・国の史跡、酒船石です

国の史跡、酒船石・・・奈良県高市郡明日香村岡

史跡、酒船石へは、奈良県立万葉文化館の入口‥写真、奥の竹林の道を歩きます


       緑が美しいです



酒船石遺跡

この石垣は平成四年に発見された。調査の結果、この丘は版築状に3mほど盛土された人工の丘陵で、石垣は明日香産の花崗岩を地覆石状に並べて基礎とし、その上に天理市から奈良市にかけて分布する凝灰石質細粒砂岩の切石を積み上げて築かれていた。
現在、倒壊していた石垣の一部を復元して公開している。
酒船石遺跡は、「日本書記」斉明天皇条の「宮の東の山に石を累ねて垣とす」「石の山丘を作る」という記事に該当する遺跡である可能性が強く、その解明は、後飛鳥岡本宮などの諸宮跡の所在地を確定する上あkらもきわめて重要である。
明日香村教育委員会が平成5年度からこの丘陵周辺で範囲確認調査を継続的に実施して酒船石を含めた全容の解明につとめており、石垣が数段にわたって丘陵を取り巻く状況を確認するなどの成果を上げてきている。
ここは、明日香村大字岡です




史跡 酒船石

この石造物は、現状では長さ5.5m、幅2.3m、厚さ約1mで花崗岩で出来ている。
北側及び南側の一部は欠損しており、近世どこかへ運び出されたものと考えられ、石割りの工具跡が残っている。石の上面に円や楕円の浅いくぼみが造って、これを細い溝で結んでいる。酒をしぼる槽とも、あるいは油や薬を作るための道具ともいわれている。しかし、この石の東のやや高いところで、ここへ水を引くための土管や石樋がみつかっていることから庭園の施設だという説もある
1927年(昭和2年)4月8日、国の史跡に指定されました



後世、江戸時代に高取城を築城するため石垣用の石材として利用しようとしたと思われる石割用の石鑿の跡が見られますね‥

いろんな説があるようですが、転用石として使われず、残っていることが不思議です
明日香村は、いろんな意味で、不思議な場所だし、興味が湧いてきますね





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