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2019年6月20日

太陽の塔、内部に入りました・・・万博記念公園です


1970年、大阪・千里丘陵で開催された万国博覧会、その会場跡地は、自然文化園となっています

太陽の塔は、1975年3月、永久保存が決まり、44年後、2016年に耐震補強工事が始まり
2018年3月、塔内部公開が始まりました

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大阪万博シンボルゾーン、メインゲートを入った先に地上30m上空に大屋根が架けられ、それを突き抜けて太陽の塔が立っていましたね



背景の空は・・・青空が似合うのですが、今回は残念です

太陽の塔は高さ70m、基底部の直径20m、腕の長さ25m、その異様な風貌は、西洋の美的基準からも日本美の伝統から外れていて、世界を見渡しても似たものがありません。
いったいなにを表しているのか、作家本人がなにも語っていないため、残念ながらわかりません。
しかし特徴的な3つの顔については、はっきりしています。
お腹についている「太陽の顔」は現在を、頂部の「黄金の顔」は、未来を、背面の「黒い太陽」は過去を表しています。
大阪万博テーマ館が、過去→未来→現在を巡る構成であったことにくわえ、作者であった岡本太郎が「人間の身体、精神のうちには、いつでも人類の過去、現在、未来が一体になって輪廻している」と考えていたからです。
わかっていることはこれだけ、あとの解釈は自由です。
どうぞ自由に感じてください・・・配布パンフより



太陽の塔へと歩いていると、木々に一瞬隠れます、さらに歩を進めると、表れた姿、横の赤い稲妻・・・
正面からも見えますが、斜め横から見る稲妻?は激しいですね‥・



さぁ、入ります

行きたくて・・・しかし、完全予約制ですので、ちゃんと決めて行かなければなりません
二人して、WEBから予約、その予約QRコードを印刷して、向かいます
先人の方の情報によれば、地下展示があるので、20分前には到着して待った方がよいと・・

受付です


    入り口を入ると、左の小窓から、頂部の「黄金の顔」が見えますと・・・


1967.09.09時点のデッサン


地底の太陽ゾーン

第四の顔・・・「地底の太陽」
・・・この顔は、復元であり、閉会後、行方不明になっていると・・・





岡本太郎がはじめてデッサンした《地底の太陽》の最終形です

太陽の塔生命の樹ゾーンは、高さ30メートルまで、6フロアを5つの階段(145段)で登りながら鑑賞し、別の階段で降りていきます
・・・15人が一組で、行動します・・・



     その空間に入った瞬間・・・度肝を抜かれるが如き、おおおぉ・・・!
              ・・・生命の樹・・・

太陽の塔の内部の展示空間には、鉄鋼製で造られた高さ約41メートルの「生命の樹」があり、樹の幹や枝には大小さまざまな292体の生物模型群が取り付けられ、アメーバーなどの原生生物からハ虫類、恐竜、そして人類に至るまでの生命の進化の過程をあらわしています 

       巨木とすれば、横に出ているのは、枝? 
       体内と考えれば、動脈、静脈、血管では!


原生生物から・・・六本の指のような作品は、ポリプ 草?のようなものは、ウミユリ

丸いのは、太陽虫 幹の部分は、三葉虫

螺旋階段を上り、少し上・・・

クラゲ群、オーム貝、

少し上・・・


頂上は望めませんが・・・
ブロントザウルス、ゴリラ、マンモス、そして、ネアンデルタール人がいるのです


写真撮影は、この場所からのみ・・・スマホは鞄の中へ、カメラは、レンズキャップをするよう指示されます・・・万一落下して展示品を壊したら、大変なことですからね・・・



       芸術は呪術である。 岡本太郎(1996.01 逝去)


左腕、右腕内部を見ることが出来ます
当時は、エスカレーターを使い見学できたようで、最後は、右腕?から外の建物にでるようなルートだったらしい・・・




「黄金の顔」を薄曇りの太陽に入れてパチリです・・・光の輪ができています

頂部の「黄金の顔」は、未来を・・・

お腹についている「太陽の顔」は現在を・・・

背面の「黒い太陽」は過去を表しています



鉄骨の記念物は、太陽の塔の大屋根の一部です


芸術は難しいですが、いや~、お見事でした・・・来てよかったです

天気予報では、晴れ・・・しかし、当日は曇りで、青空は・・・だめでしたね
青空をバックに太陽の塔の一枚を、楽しみにしていたのですが・・・
また、後日、撮影に来ましょう・・・
そして、内部も広角で撮影したいですね

「太陽の塔の内部」・・・必見です




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