京都府福知山市、篠山市・・・梅田七社を巡っています
そして、中井権次一統の足跡でもあります
梅田七社…中世の豪族・細見氏が統治していた地域に建立された7社の兄弟社で、菟原(梅田神社)、辻(梅田神社)、高杉(春日神社)、友渕(春日神社)、本郷(春日神社)、藤阪(春日神社)、小原(梅田神社)を指します。この内、本郷、藤阪、小原は現在の兵庫県篠山市になります
兵庫県篠山市本郷141-1、春日神社です(赤丸)
中井権次一統の足跡でもあります・・・なんと、再々訪となります
社頭
境内案内板
祭神 八意思兼神 事代主神 紀貫之神
昔は、梅の宮と称したる 中古以来梅田春日と改号す
紀貫之ノ守護にして元天田郡細見庄中出村にあったのを、仁安元年(1166年)其の神体をこの地に遷し祭る
文化十四年春三月二十一日、六百五十年大祭が行われています
天保七年五月に社殿が焼失、弘化元年再建し同年四月七百年の祭典遂行す
明治六年十月村社に列せられる 大正七年四月二十一日七百五十年祭を執行せり・・・一部省略・・・一ノ鳥居は遷宮当時より杉丸太ノ神宮?伊勢鳥居なりしも昭和三年四月二十一日石鳥居に改築せり
祭礼 例祭 十月二十一日 春祭 四月二十一日
三間社流造、軒唐破風付で、庇は中柱を省き一間とする
兎の毛通し
木鼻
木鼻
蟇股
蟇股
左脇障子・・・
・・・物置になっています・・・
右脇障子
縁葛・・・兎が彫られています
手挟み
龍の背面に、刻銘があります
・・・彫物師 柏原町住人 中井清次良正用 彫刻・・・
説明書にも、中井清次良正用は、六代目中井権次正貞の弟と記されている
登録有形文化財・・・誇らしげです
・・・登録有形文化財登録基準・・・文化庁より
建築物,土木構造物及びその他の工作物(重要文化財及び文化財保護法第182条第2項に規定する指定を地方公共団体が行っているものを除く。)のうち,原則として建設後50年を経過し,かつ,次の各号の一に該当するもの
(1) 国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2) 造形の規範となっているもの
(3) 再現することが容易でないもの
境内社
春日神社本殿右手に稲荷神社があります
稲荷神社側から下ってきました
県道300号線より見る・・・
・・・篠山市立西紀北小学校・・・運動会の練習のようです・・・イイすね!
春日神社、今回で三度目ですね・・・
前回は、2016年3月7日
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2016/03/blog-post_7.html
参道の石段が整備されていましたね
三間社流造、向拝廻りの龍や鳳凰の濃密かつ躍動的な彫刻は何度見ても、素晴らしいです
中井権次一統の足跡です
次なる梅田七社巡りに参ります
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