兵庫県丹波市春日町野村1358、春日神社を訪ねます
春日神社本殿、県指定文化財なのです
兵庫県立氷上特別支援学校の側を通るルートだったのですが、兵庫県立氷上特別支援学校の側で、右手に鳥居が現れました
しかし、春日神社までは、まだ、500mもあります
一の鳥居、旧参道だったかもですね
社頭です
県指定文化財 春日神社本殿
神社の創立沿革は不詳であるが、この地方は古くから大和春日大社の荘園の地であり
総社春日大明神と呼ばれ、春日四座並びに天押雲根命、豊受姫神、菅原道真、誉田別命を祭祀する
天正三年(1575)~七年(1579)、明智光秀の丹波攻めの際に兵火にあって焼失し、その後再建されたと伝えられている
建物の木割や絵様、繰形など、細部手法をみると、江戸時代初期を下らない頃の手法を示している
五間社流造の社殿は全国的にも類例が少なく、兵庫県下では唯一のもので、神社形式の変遷を知る上で貴重である・・・兵庫県教育委員会
五間社流造の社殿
・・・うん? 今年の豪雨、嵐で、壊れたのか、身舎の格子戸が全て、外れ、破損している
そして、狛犬は、もしかしたら・・・?
扁額
その奥にも、扁額が・・
本殿に座する陶器?の狛犬・・右眼付近が破損しています
こちらは、顔面が完全に破損している
蟇股
蟇股
左から・・・
うん? この狛犬君・・もしやしたら?
刻銘を探すと、右の狛犬の台座に・・・写真下、「石工、當村、難波伊助」と読める
お! 難波金兵衛ではないですか! 當村、野村は難波金兵衛の出身・・・
しかし、左の台座には、明治六年とあります
二代目、難波金兵衛でしょうね・・・私見
・・・難波金兵衛の作、石灯籠、その出身地野村、そして、春日神社の狛犬・・これだけで充分ということで・・・
地車庫か?
境内社、大年神社
恵比寿神社
県指定文化財、春日神社本殿は、五間社流造の社殿は全国的にも類例が少なく、兵庫県下では唯一のものとあるが、身舎、狛犬の傷みが激しい姿をみると、残念です
しかし、発見?した、石工、難波伊助の刻銘の狛犬・・・ラッキでした
もう少し、この界隈の神社を探訪すると、石工、難波伊助の名がでてくるかもね?
難波金兵衛といえば、丹波佐吉・・・この石工の世界も実に興味がありますが・・・ね!
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