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2016年5月23日

旧来住家住宅・・・国登録有形文化財・・兵庫県西脇市・・再訪問です!

姫路城からの帰途の際、ちょっと、北上?して、旧来住家住宅へ・・・・
そう、嫁が行ってみたいて、いうもんですから・・(*^_^*)
今年、2016年2月8日・・・西脇市散策にて、訪れ、備忘録に記しました・・・
そして、あまりにも、見事なお屋敷のため、嫁に話ししていたのです・・・よ!
http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/02/blog-post_9.html


前回の備忘録、沢山、写真掲載しました・・・
・・・・今回、写真、重複しないようにしていますが・・するかもです・・・m(_ _)m・・・・

「P」からみた青空に泳ぐ?鯉のぼり・・・ 残念、無風で~す・・・

母屋です・・
・・・なんど見ても、立派な建物です・・入母屋造、起り屋根の曲線、風切り丸瓦・・が、いいすね!


玄関土間の欅の大黒柱の脇には、家紋の透かし彫りが・・そして、のれんも・・


玄関土間・・・
・・・欅の大黒柱 出入口の鏡板戸は、楠雲輪杢の一枚板がつかわれている・・

次の間・・・座敷続きの間・・

・・・市川周道による、総欅の仏壇である・・供物欄間や、だるま透かし彫り(格子戸で見えないが・・)などの彫刻がすばらしい・・・と・・・
座敷には、五月人形が飾っています  前回は右側にひな壇が、ありましたね!
前回、ひな壇が飾ってあったので、拝見できなかった床の間です・・・
・・・天然しぼりの美しい北山杉の出絞の丸太を床柱に使用、又、床框には黒柿、落掛には桐柾目を用いている・・・

天井は屋久杉の矢筈張りである・・

座敷と次の間との、間越欄間には・・・
・・・近藤翠石画、市川周道作の「菊図」である・・・

離れに向かいます・・・

・・・その途中の化粧室・・・・客湯殿に隣接した小部屋で、更衣室として用いられた・・・簡素化された床の間と床脇、付書院を備えるいるのが特徴・・・床の間は畳面と同じ高さに地板をいれた踏込み床にし、狭い部屋を少しでも広く見せている・・・

付書院には円窓と変り組障子を組み合わせた美しい窓を配している

当時まだ珍しかったモダンなタイルが使われており、湯舟は高野槙

洗面台にはイタリア産大理石を用い、洗髪用蛇口が付けられている・・

床の間・・・
・・・床柱は縞黒檀、落掛は鉄刀木、吹抜は櫨
床脇・・・
・・・天袋板は朱壇、違い棚は葡萄杢が美しい珍木の白木
私、お気に入りになった、欄間障子・・・松葉継ぎ模様・・・
床の間、天井板・・屋久杉一枚板である
黒柿を使った間越欄間は、市川周道による彫刻がすばらしい・・・
表裏で図柄が異なり、座敷側は「蝙蝠」 コウモリの目は、黒サンゴ・・
次の間側は「月に時鳥」・・・
・・・ほととぎす 鳴きつる方をながむれば ただ有明の 月ぞ残れる 後徳大左大臣(藤原実定)

踏み石・・巨大です・・

懐かしいTVですね・・・chは手回し・・ステレオ?スピーカー付
電灯笠・・いいすね!
主屋二階から見たレンガ積みの高架水槽と、防火壁・・
主屋二階の床の間にあった人形・・・
・・・江戸時代の美人像・・二体のうち、眉毛の色の薄い一体は眉毛を剃った後に薄墨で眉を描くという江戸時代の既婚女性の風習を伝えるものと考えられる・・・
庭門・・・前方の鏡柱から後方の控え柱までが一つの屋根で覆われた薬医門
・・・特に戸板は希少価値が高く、広い範囲に円心同形の模様がバランス良く現れた欅玉杢の一枚板を用いている・・


庭門から・・
西本願寺の茶道師家を代々務める藪内家の宗匠による設計・・・
・・・鞍馬石、鴨川石、生駒峠石などの庭石、多様な石灯籠も・・・
お土産・・・です!
「JAF会員」であれば、なんと・・・播州織のシャツコースターをいただきました・・・(*^_^*)
鯉の泳ぐ門前の用水路


今回は嫁との訪問になりました・・・いや、すばらしいお屋敷です・・・また、来てしまいそうです!


追記:文中、記載説明文は、配布パンフより引用です





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