ページ

2020年4月14日

中井権次一統の足跡 日吉神社、兵庫県丹波市氷上町北油良229

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集には、未掲載で、2018年、丹波新聞コラムにて発見、訪れました
そして、今回、装飾彫刻探訪記に掲載されていましたので・・・勿論、改めて参拝します

加古川へと流れる小川を渡り、社頭をパチリです




社殿は、正徳二(1712)頃と思われると・・・
主祭神: 大物主命

菊の紋のある梁の上の龍 波間を進む龍と表現されている       

       正面 尾垂木からの龍頭群


正面梁上の蟇股「猿」 日吉神社神のお使いである

       左妻飾り

  

左妻飾り 虎がいる


背面
向拝

向拝の梁、蟇股 裏表が逆に付けられている獅子

鉄骨の支えが痛々しい


       境内社


       ここにも猿が・・・

       狛犬



手水鉢 天明八年(1788)と刻まれている

総数18体の尾垂木からの龍頭が、社殿を護っているようにも見えます
装飾彫刻探訪記によると、古い彫刻の部分は、中井一統以前の彫刻師のものようです
尾垂木からの龍頭、木鼻を眺めているだけで、楽しいです








0 件のコメント:

コメントを投稿