兵庫県養父市八鹿町石原1755-6、名草神社、国指定重要文化財の三重塔を訪ねます
氷ノ山後山那岐山 国定公園 妙見山
名草神社は、標高1,180mの妙見山の八合目あたり、800mに位置します
日光院から、約5kmほど、林道?を登ります
側溝が、落葉で塞がれ、路肩がよく分かりませんので、注意して登りました
案の定、どなたかが、側溝にタイヤはめた形跡がありました
但馬妙見 名草神社
参道? 巨木の並木です
巨岩を包み込んだ、根・・・
文化遺産オンラインでは、国指定重要文化財、三重塔
国指定重要文化財 名草神社三重塔(昭和63年)
三間三重塔姿
この三重塔は島根県の出雲大社に、出雲国を治めた大名、尼子経久が願主となって大永七年六月十五日(1577)に竣工したものです
高さ24.1m、一重の一辺の柱間は4.7mあります
屋根はこけら葺で、各重には高欄付縁があります
心柱は二重から塔の先端まで伸びています
大永七年の材料は松・けやきが主体で、寛文五年に移築されたとき、妙見杉で補っています
今も残 る出雲大社に関する建造物では、最も古いものです。出雲大社の 所在地が杵築という土地であることから、「杵築の塔」と呼ばれていました
寛文二年(1662年)、将軍徳川家光は、松江藩主松平直政に命じて出雲大社の「寛文御造営」を始めました。
この時、出雲大社本殿 の御用材として、妙見山の妙見杉の巨木を提供した縁で、塔は寛文五年(1665年)、三月、出雲大社で解体された三重塔は、日本海を船で運ばれ、五月には妙見山に到着し、九月には移築されました。
昭和62年10月に解体修理が完成し、丹塗りも鮮やかな、三重塔が四百六十年ぶりによみがえりました
北側から・・・
但し、現在は三重塔には、仏様はおられません
一層目屋根の軒、隅角部にある隅尾垂木には四体の力士(邪鬼)の彫刻があります
三層目屋根の軒、隅角部にある隅尾垂木に四匹の猿が彫られています・・・
見ざる、言わざる、聞かざる、思わざる・・・この四猿は知られていないようです
蟇股には蓮、牡丹、琵琶、雲の透かし彫りがあります
樹高:45m、樹齢:1500年、目通り:11m10cm
樹齢1500年の妙見大スギの根株を保存しています
この時、約40本の大杉が倒れたり、ヒビ割れの被害を受けました
昔から妙見には樹齢400年前後の杉の古木が自生しており江戸時代には出雲大社本殿の心柱として提供されました
この山中に、ぽっんと佇む、三重塔・・・
この三重塔が、雪害に遭わずに、よかったです
この次は、名草神社の修復を拝見しに登ります
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