兵庫県篠山市日置167、磯宮八幡神社です
2018年3月に参拝し、撮影しました
その時は夕刻で、再訪、再撮影をと前回の備忘録で記しました
今回は13時50分・・・
舞殿
承平三年(933)に石清水八幡宮よりご分霊を勧請したという古社で、末社50社とともにお祭りしたので、五十宮とも、また、水辺すなわち磯にあったのでその名があるともいう。
もとは、曽地・後川荘など四ヵ荘の総社であった。領主、武将らの信仰が厚く、建武三年(1336)2月、足利尊氏が九州への途中に参拝し、願文や鏑矢等を奉納し、田畑も寄進したと伝えられている。
八上城主波多野秀治も城内武運長久の守り神として崇敬し、各種の寄付をするなど保護をしたが、天正七年(1579)、兵火によって焼失。翌八年には再建された。
承応三年(1654)、篠山城主松平康信が境内並びに田地二反余を黒印除地としている。寛文十二年(1672)に社殿を建立。今の社殿は、弘化五年(1848)に造営されたものである。
・・・丹波篠山五十三次より引用
寛文十二年(1672)、社殿建立。現存社殿は弘化五年(1848)造営されたものである
【主祭神】応神天皇
【配祀神】上筒男命・天兒屋根命
海老虹梁 と、手挟み
左脇障子
右脇障子背面に刻銘があります
「京都住人 細工師 森?和平治」と読める
情報は皆無!
これだけの神社彫刻であれば、なんらかの情報はあってもいいのだが・・・
縁葛
磯宮水舟 寛文三(1663)
・・・この境内にある石灯籠はほぼ、年代の説明がされていて、勉強になります
舞殿越しの社務所
国指定天然記念物、日置のハダカガヤ
カヤはイチイ科の常緑高木であり、ハダカガヤはその変種である
通常カヤの実は固い殻に覆われているが、このカヤの実にはそれがなく、渋皮のみであるため裸ガヤと呼ばれる
樹高:役20m、幹周4.5m、樹齢は不明
伝承では、足利尊氏が天皇方に敗れ、都から九州へ逃げのびる途中にこの地に立ち寄り、殻をむいたカヤの実を神前に捧げて武運長久を祈ったとされる。その時の実が生長し、ハダカガヤとなったと伝えられている
その希少性から植物学上大変貴重な樹木であるだけでなく、磯宮八満神社の社叢として地域に大変親しまれている・・篠山教育委員会
カヤの実
無名なのかなぁ? これだけの彫刻を残しているのにね!
それも、細工師とありますので、資料とか情報がないかなぁ?
宮司さんに聞くしかないですね!
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