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2019年7月2日

神子畑鋳鉄橋・・・兵庫県朝来市佐囊

国指定重要文化財、神子畑鋳鉄橋を訪ねます
国道429号線沿い、山間の橋・・・いい感じです


二度目です
一度目は、2016年1月7日でした
「日本最古の鋳鉄橋、神子畑鋳鉄橋・・・鉱石の道、近代化産業遺産」
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2016/01/blog-post_80.html

思い出しました・・・
冬の寒い日、撮影会が開かれていました・・・モデルさんの脚が寒さで赤かったです

説明板、碑が並んでいます


神子畑鋳鉄橋(明治時代)


明治11年神子畑鉱山が再発見され、明治14年本格開坑以後、その鉱石運搬のために道路が必要となり、神子畑-生野間16.2Km、幅員3.6mの馬車道(鉱山道路)が建設され、多くの橋が架けられた。
 この工事は明治16年に始まり、明治18年まで2年間にわたる総工事費4万円をかけた大工事であったとされる。この馬車道が神子畑川を横切るときに架けられたのが神子畑鋳鉄橋である。
 また、工事すべての設計・施工はともに日本人となっているが、生野鉱山開発にあたったフランス人技師団の技術指導の結果によるところが大きい。
 神子畑-生野間の馬車道には、当時それぞれ構造の異なる5つの橋が架けられていたが、現存するものは、神子畑鋳鉄橋(橋長16mの一連アーチ橋)と羽渕鋳鉄橋(橋長18mの二連アーチ橋)の二つのみであり、ともに美しい洋式橋の姿を残している。
 神子畑鋳鉄橋は日本に現存する鉄橋としては三番目に古いとされるが、一番目の大阪の心斎橋(明治6年)は錬鉄製であり、二番目の東京の弾正橋(明治11年)は錬鋳混用である。したがって本鋳鉄橋は全鋳鉄製の橋としては日本最古の橋となる。
 特に、木橋、石橋から煉瓦へ、さらに鋳鉄、錬鉄、鋼鉄へと発展してきた材質からみた日本橋梁史の流れのなかで神子畑鋳鉄橋は、その過渡期的なものであり鋳鉄橋発展史上最終段階のものとしての意味からも歴史的に価値があり、力学的な美しさを持った大変貴重な文化財としての橋そのものである。
 昭和54年に国県の補助を受けての調査工事、昭和57年9月から昭和58年7月31日まで保存のための解体復元の大修理が行われた。


構造:鋳鉄製一連アーチ橋
アーチ:半径60.0m 幅員3.727m
橋長上流側:15.969m 下流側:15.997m
橋高:3.810m(水面より桁上端まで)






鋳鉄橋公園
・・・夢但馬周遊バス「たじまわる」神子畑鋳鉄橋・・・


ググってみました・・・「たじまわる」
期間限定、それも土、日だけですが、JR和田山駅から竹田城下町、生野銀山、神子畑鋳鉄橋、明延探検坑道、JR和田山駅へ走るバスで・・・鉱石の道に残る産業遺産(生野、神子畑、明延)を1日で巡れるようです!
そして、それぞれの場所で、観光中はバスが待っているので、バスに荷物をおいて楽々観光できるようです
料金はなんと@500円~ ガイドさん付き

いや~、いいすね! 新発見です
・・・JR和田山に「P」して、乗って巡ってみようかなぁ!・・・
所要時間、約7時間とありますが・・・




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