兵庫県加古川市の文化財を巡ります・・・
兵庫県加古川市尾上町長田518、尾上神社・・
・・・随神門、拝殿、幣殿、本殿が登録有形文化財です・・・全部ですね・・
そして、境内には謡曲「高砂」に謡われた相生霊松「尾上の松」があると・・・
・・・随神門・・・
わがまち加古川60選・・・尾上神社・尾上の松
祭神は、海の神様、住吉大明神です。境内には謡曲「高砂」に謡われた相生霊松「尾上の松」があり、現在の松は8代目です
国重要文化財の「尾上の鐘」も代表的な朝鮮鐘として有名です
「尾上の鐘」にはその昔、海賊に盗まれて海に沈められた後、漁師の手によって引き上げられ高野山に奉納されたが、鐘をつくたび「おのえへ、いの~」と 聞こえたため、尾上神社に戻されたという伝説があります・・・案内板より引用
・・・拝殿・・・登録有形文化財
・・・文化庁より引用・・・
兎の毛透し
梁上「尉と姥」と松・・・お見事です・・・
右から、拝殿、弊殿、本殿と・・・
・・・弊殿・・・登録有形文化財
・・・文化庁より引用・・・
・・・本殿・・・登録有形文化財
都恋しき片枝の松
その形状は、あたかも龍のうづくまった様にて、千載霜におごる色深く、誠に希世の老松であったが、昭和二十四年枯死、現在は三代目である
・・・謡曲「高砂」に謡われた相生霊松「尾上の松」・・・
六代目尾上の松は、平成二十一年に松喰い虫の為、枯れ死いたしました
現在は、平成二十三年に松喰い虫に耐性をもつ苗木を確保し、「八代目」「九代目」の「尾上の松」植樹いたしました・・・と、石造門に説明書が貼られています
紋は、揚羽蝶ですね・・・
国指定重要文化財・・・銅鐘(尾上の鐘)
賽銭箱・・・ここにも、揚羽蝶!
・・・大村神社・・・境内、随神門を入り、右手に・・・
特に大村神社は、「ワーワーの頭」の大村講の神社として信仰されておりました。
大村神社は、旧長田村の北西の旧今福村との境に、歳神社は旧長田村の西の旧養田村との境にそれぞれ鎮座しておりましたが、明治39年官無格神社の合併奨励の通達があり、明治42年10月19日の両者を合併し、旧長田村の崇敬者等の篤志をえ、大村神社の社殿を尾上神社の境内に修理移転し遷座いたしました・・・案内板より引用
・・・道標・・・
謡曲「高砂」に謡われた相生霊松「尾上の松」・・・なかなかの枝振りでした
・・・松食い虫の被害で、枯れ死、これは防ぎようがないようですね!・・・
八代目、九代目と、育て、継承を・・・m(_ _)m
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