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2017年3月7日

カメラ レンズ・・・分解掃除に初挑戦です!

先人曰はく、禁断の領域! 自ら飛び込んでみたく・・・ついに、カメラレンズ・分解掃除に挑戦いたしました・・・!
そのレンズは、Tamron AF LD 70-300mm 1:4-5.8 472D

そう、「ハ*ド*フ」の、ジャンク品箱にゴミのように入っていた、Kマウントレンズ!
フード、レンズフィルタ付・・・1080円・・(^^;)

その時、Pentax K20Dを、車載していましたから、K20Dに装着して・・・
おおぉ! AF動きます・・・
勿論?、レンズ、前玉には、カビが・・後玉はクモリっていましたが・・・
・・・よし、これは救出しなければ・・・と!




ここで、レンズ・分解掃除への挑戦心がメラメラと・・・
しかし、ググってみても、Tamron AF LD 70-300mm 1:4-5.8 472Dの分解掃除の記事が皆無!!
では、他のレンズ分解掃除を参考に、そして、先人のレンズ分解掃除の為の最低必要な道具も・・・
・・・シンボル紙、無水アルコール、Fuji LENS CLEANING PAPER、カビキラー


そして、カニ目レンチ・・・
・・・これは、先人の教えどおり、100均で、コンパスを二つ、分解して、カニ目レンチを作成!
これなくしては、分解できません・・円筒ゴムを押しつけ回転して外す方法はありますが!!

勿論、精密ドライバー・・・は常備品です

Tamron AF LD 70-300mm 1:4-5.8 472D
分解掃除の情報がないので、他のレンズを参考に・・・
えぃ! 勉強や・・っと!
分解始めます

まずは、前玉から、外していきます
・・・全体に霞みみたいに、曇っていますね・・・



レンズ、隅に雪の結晶みたいな、カビが・・

はい、カニ目レンチで、レンズ押さえリングを、慎重に外します
ここで、雑に回すと、万一、滑って針先でレンズ傷つけると、一巻の終わり・・・
なんとか、無事に外れました
そして、カビキラを綿棒にチョッピリ浸け、カビ除去します
写真下:前玉(左)・・・綺麗になりました・・・ 押さえリング(右)


この奥のレンズは、前からは外れないようですので、諦めます・・・

後玉を外すために、分解しなければなりません
部品が散らばらないように、100均で、A4トレイ、8分割トレイを用意して、分解の順序どうり、ビス、パーツを入れておきます

赤丸1:後玉 赤丸2:絞りを開くノブ 四角が、AFモータが作動するたび動かすギア(名称不明)
赤丸3:1mmぐらいの金属球 赤丸4:絞りリング、Pentax用Aポジション接点


写真下:中央の金属玉 
途中、分解する際、コロっと、出てきたのです・・どこからか、全く分かりませんでした


その役割は、金属球と絞りリングを、前に置き、しばし、何がどう動かすのか?
他のTamronレンズの絞りリングを回しながら・・・う~ん? しばし、考えて・・・ 
そうか! PentaxのAポジションに合わせるため、絞りリングを一段一段固定の役割をするもので、右下の内赤丸の部分のボタンを中から押し上げているのです

写真左下、金属玉を無くしてしまいました・・・結果は、なくても動作するのですが・・
・・金属球 スプリングで押すようになっています・・・「ここ、要注意ですね」



写真下:AF時、動作するギア(名称不明) 写真右赤四角:ギア取り付け箇所
写真右:赤丸・・絞りリング「A」ポジション時の接点部分


絞りリング・・・赤丸が上写真赤丸に接触して、「A」ポジションとして、AFなどの機能が動作します
・・・しかし、今にも折れそうです!

難関でした・・・このパーツ、レンズのマウントなのですが、鑑胴奥それも、レンズの絞りを開閉するために写真赤丸部分を小さな棒状な箇所へはめ込まなければなりません
ここの取り付け方が不明で、後球から覗き込んでも見えない・・・
・・・手探りで、何度トライしたことか!・・・(涙 _)

そして分解を初めてから、どれだけ時間が経過したことか・・・! 
一カ所ネジはずしたたら、その工程をパチリしながら・・・忘れるからね!

バネではじき飛ばされた鉄球は探せど、見つからず、無くしましたが、機能は問題ないことを確認して・・・
・・・そのまま組み戻しました・・・

そして、テスト撮影・・うん? AFが動かない・・そう、接点不良・・おいおい!

再分解し、再度組み立て、テスト撮影・・・絵柄がぼけて、AFが定まらない?
・・・・合焦しないのです・・・
しかし、そのボケ・・原因など、分かるはずはありません・・・(^^;)

そこで、閃きました・・・
もしかしたら、最初の前玉の組み立てが不十分?
再度、外して、組み直し・・・ピンポン!!  大正解でした・・・(*^_^*)


そして、テスト撮影です・・・300mm F5.6 1/800 ISO200


おおぉ・・・なんと、Pentax K20DでTamron AF LD 70-300mm 1:4-5.8 472Dが蘇りました・・・


禁断の領域に、自ら飛び込んで、トライした、カメラレンズ分解掃除・・・
それなりの時間がかかりましたが、鉄球紛失は、ミスで、残念ですが、なんとか、無事、前球の掃除、カビ除去、後球のクモリ除去もでき・・・

組み立て後のテスト撮影もまずまずの写りでよかったです

しかし、今回は、前ダマと、後ダマのみ清掃・・・それ以外のレンズは、全て分解しないと・・・
う~ん? 難しいです!

禁断の領域・・・
そう、今回、分解掃除の、最終的目標は、Rikenonレンズのクモリ、カビ除去をしたいためなのです!

しかし、レンズ分解掃除は、甘くみてはいけない、難しいです
しかし、諦めない、根気よく慎重に!!

今回、レンズ構造が分からない・・・どんな役目をする部品なのか、模索しながら、想像のみでトライしました

よき、勉強と思っています・・・よかったよかったです!!
時間みて、撮影テスト・・定番の飛行機撮影に出かけようかなぁ・・・(*^_^*)



追記:仕様からみると、レンズ構成:9群13枚とある・・・
その内の2群しか、清掃していないのですね・・・

因みに・・・Tamron AF LD 70-300mm 1:4-5.8 472Dの仕様は・・・
   
モデル名:472D
    「マウント: ペンタックスAF」
  「焦点距離:70-300mm」 「 開放F値:4-5.6」 「レンズ構成:9群13枚」
    「最小絞り:22」 「最短撮影距離:1.5m」 「 ズーム形式:回転式」
    「最大撮影倍率:1:3.8」 「フィルター径:58mm」 「フード:1B4FH」
    「重さ:505g」 「最大径X全長:73.6mmx115.5mm」
    「価格:\47,000」 「発売時期:1999   製造終了:2000」









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