ページ

2016年1月12日

福王寺・・・彫物師、秋塚治助廣貞、兵庫県養父市大屋町中!

中井権次一統の足跡を巡って、養父市、一宮神社を訪れました
その左隣に、真言宗水谷山、福王寺があります

その山門を見たとき‥おおぉ、凄いね‥花頭窓、高欄のある見事な門
これは、お邪魔しなければと!

そして、その門をくぐって、境内に入って、本堂をみれば・・・
これまた、軒唐破風の彫り物が・・・凄い、遠目でみても凄さがわかります
見事です
兎の毛通し‥鳳凰

睨めつける、龍‥
          右、木鼻
          
          右、木鼻
          
          左、持送り
          
          右、持送り
          

          左、手挟み
          
          右、手挟み
          
          刻銘・・・當国豊岡住、秋塚治助廣貞
          
彫物師、秋塚治助廣貞にてググってみました
しかし、出てきません・・中井権次の彫り物に関する先人の教えで名前、発見しましたが!
この辺は、私、知識不足‥わかりません‥m(_ _)m
秋塚法橋という名もあり、その方の息子?、二代目?との記述もあり、なにかしら中井権次一統との関わり合いがあったか、なかったか?
・・・と、いうことも記載されているが?


福王寺が公開している資料を引用します
鎌倉・康暦・応仁・大永の古事記に名を留められてはいますが詳細は不明。
明暦元年(1655年)「舜海」法印が現在の地に堂宇を造営したことから、開祖・創建確実な歴史が始まります。
享保8年(1723年)「宥慧」法印が本堂を再建しました。現在の本堂で既に280余年を経ます

 ・ 明暦元年(1655)      法師「舜海」にて堂宇建立・・開祖創建
 ・ 寛文9年(1669)      門建立
 ・ 元禄10年(1697)      本堂脇侍、観音伊勢菩提二尊等仏像奉納
 ・ 享保8年(1723)      法印「宥慧」 本堂再建
 ・ 寛延2年(1749)      <一宮別当福王寺>神社再建

そして、この山門・・境内から眺めれば・・・
山門、宝永五年(1708年) 六世順光代、建立と、立て札がありますね!
                                   
山門、左より‥擬宝珠を持つ高欄、花頭窓を配する
       
         兵庫県指定有形文化財 木像 阿弥陀如来立像 一躯
         制作年代:鎌倉時代中期 
          

山門の前でしゃがみ込んで、本殿をみると、龍が睨んでいるよ・・
うん! なかなかの構図ですね!
      

福王寺資料より、寛延2年(1749年) 一宮別当福王寺、神社再建とある‥
一宮神社‥そう、お隣りなので、やはりね!

そして、兵庫県香美町の寺社仏閣の棟札資料に、彫物師、秋塚治助廣貞や、中井権次一統の名が出てきます
・・・PDFで64ページもあります!
熟読して、研究しなければ‥(*^_^*)

ドンドン、はまっていく私がいます!
どこか、教えを請うところ、先生、いないかなぁ?



訪問日:2015年12月29日









0 件のコメント:

コメントを投稿