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2018年8月22日

久谷八幡神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県美方郡新温泉町久谷412

中井権次一統の足跡を巡っています
兵庫県美方郡新温泉町久谷412、久谷八幡神社です

県道261号線沿い、すぐ南には、山陰近畿道があります
神社庁の記載に「永正十七年(1520)鳥居を再建せり」と、あるが、現在は新しくなっています

社頭



久谷八幡神社と ざんざか踊

久谷八幡神社は、「久斗の庄の一の宮」とも呼ばれ、棟札によると応永二十一年(1414)蓮台山頂から、現在の場所に移された
また、「寛正四年(1463)」と「天文十一年(1542)」銘の棟札があり由来の古さをを現在まで伝えている

毎年9月15日の例祭日に奉納されるざんざか踊は、別名「太鼓踊」と呼ばれ、唄詞から室町時代末頃までに成立したものと考えられている
久谷八幡神社のざんざか踊は、但馬の中でも古い形態が現在まで伝えられている

境内には、スダジィの古木、ヤブツバキ、シダ、サカキなどの貴重な樹木が多く茂っている


参道・・・
素晴らしい苔の絨毯・・・苔の絨毯といったら、この参道のことをいうのでしょうか!
歩くのさえ、躊躇するぐらい、ビッシリと、苔が参道を埋めています
手入れが行き届いていて、参拝者としては、感謝、感謝です

フワフワの苔の絨毯が続きます・・・右へ折れると境内です


      境内・・・

立派な覆屋です 社殿が見えます

主祭神:    品陀和気命
配祀神:    兒屋根命 表筒男命
由 緒:  創立年月不詳、 山城国石清水八幡宮より分霊を勧請すと伝う

覆屋に入った瞬間、中井権次橘正貞の世界・・と感じました・・よし!

龍の眼に、朱色が・・・力神の唇にも、朱色、頭、髭も黒々と見えます

鳳凰と獅子噛み

木鼻、持送り

木鼻、持送り

刻銘を探して、龍背面をみるが、蛍光灯があり、見えません・・・
丹波新聞の中井一統の技によれば、丹州栢原中井権次橘正貞、晩年の傑作であると!




     左脇障子・・・天女が龍を足下にしていると・・・
     写真は失敗です・・・同じく、右脇障子、失敗で、写真ありません



手水舎

境内社


      神輿庫

神輿庫に貼ってあった写真・・・みて! と、いった感じですね すばらしい!

中井権次橘正貞、晩年の傑作を拝見いたしました
久谷八幡神社を撮影するとき、ポッケに入れてあるはずの武器である、SONY-RX100がありません、「α君」内に置き忘れました・・・ドタッ!
結果、脇障子などの撮影が失敗しました・・・


兵庫県美方郡新温泉町にある、中井権次一統の足跡、五社、巡ってまいりました
未だ数カ所ありますが、我が家からは、「はい、行きましょう」と、云って簡単に来られる場所ではありません・・・なにせ、日本海まで兵庫県縦断ですから・・・そんな大袈裟なといわれそうですが・・・
勿論、冬は雪、厳しい地帯なので不可、そのような環境下、全ての神社が覆屋に護られていて、、社殿も、その彫刻の状態もよく、中井権次一統の足跡を楽しませてくれました

反省:覆屋の内、暗い部分の撮影方法を考えなければ・・・勉強します





2018年8月21日

厳島神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県美方郡新温泉町栃谷335-2

中井権次一統の足跡を巡っています

兵庫県美方郡新温泉町栃谷字宮の前1079、厳島神社です
前回の「長田神社」と山の反対側、岸田川沿いに位置します
・・・近くに位置するのは、助かりますね・・・

写真:マーク、厳島神社 赤丸:長田神社

岸田川沿い、旧県道47号線
社頭の写真撮影、忘れました・・・Googleストリートビューより拝借します

     急勾配の石段・・・上り下り、要注意です

立派な覆屋です 戸はなく、間口は開いています・・が、間口と社殿の位置が近い!

主祭神 : 辯財天女  通称名:弁財天・・・と、ある


間口と接近しているので、兎の毛通しの鳳凰が写りません~よ!
そして、横に設置している、竹! 微妙な位置にあり、撮影、難しいのです
写真上:pentax-K-1Ⅱで、初めて、モニタパネルのアングルを変え、しゃがみ込んで、下からあおる形で、LVで撮影しました・・・まずまずですね

竹で、ふところの獅子が見えません
写真上:38mm:f5.0:1/100:ISO12800・・・
・・・現像も難しいですね・・・ISO12800でもなんとか、使えるようですが・・  


兎の毛通しの鳳凰・・・真下から見上げる形になります



肘垂木・・・銅線を巻きつけた龍

龍の背面・・・「彫物師 丹波国柏原住、中井権次橘正次」 七代目ですね


     覆屋前より、狛犬、手水鉢、ケヤキ?の巨木・・・

石灯籠群? 手前の火袋の無い灯籠・・享保六年(1721)と刻まれている
・・・うん? 奥に、狛犬が・・・先代の狛犬かも?・・・

       間違いない!・・・先代の狛犬ですね

      この姿、長いこと、頑張ってきたんやね・・・

前回の長田神社が、正貞、厳島神社が、七代目正次 同地区で、親子競演みたいな感じですね
厳島神社は、正次、四十歳の時と、丹波新聞、中井一統に技に記されています
正貞、長田神社の仕事をする際に、父、正次の厳島神社を訪れ、仕事ぶりを見たのでしょうかね・・・
そんなこと想像するのも楽しいですね

この厳島神社を訪れる時は、長田神社も忘れないように・・・その逆もね

Pentax-K-1Ⅱで、初めて、モニタパネルのアングルを変え、しゃがみ込んで、下からあおる形で、LVで撮影しました・・・まずまずでした
この方法は、ちょっと、慣れが必要ですが、結構使えるかも・・・トライしましょう



2018年8月20日

長田神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県美方郡新温泉町栃谷1079

中井権次一統の足跡を巡っています

兵庫県美方郡新温泉町栃谷1079、長田神社です

湯村温泉から県道47号線を北上し、栃谷トンネルをでて、すぐ左へ鋭角に曲がると・・・
田の中に鳥居が見えます・・他は全くみえません・・・


社頭です

覆屋がみえます・・・戸は開いています
しかし、草、繁っていますね・・・こんな時は足下、周り要注意です


木々にすっぽり、覆屋が埋もれていますね・・・




主祭神:素盞嗚尊
配祀神:稲田姫命 大国主尊                    
由 緒:創立年月不詳

 往昔田公社と称し後に長田牛頭天王と唱えたり
 延宝二年(1674)9月社殿を造営し安政九年(1862)社殿を再建す
 明治6年(1873)3月長田神社と改称し同時に村社に列せらる



身舎・・・板戸の両脇には、龍が・・蟇股は、海鳥と亀か?
・・・この身舎、板戸周りの彫刻、造りは時折見かけますね・・・

向拝

鳳凰の嘴に、力神の唇に、龍の眼に、そして、握りしめた宝珠に、朱色が鮮やかに残っていますね・・・これも覆屋のお陰ですね

龍の背面・・・「彫物師 丹波柏原住 中井権次橘正貞」と・・・


棟書・・・覆屋の梁に「長田天王佐屋一宇安政二?乙卯・・」墨書きされている
?の文字が、読みが分らない・・・安政二?乙卯は(1855)なのだが・・・

・・・右側・・・

鬼板は、獅子噛でしょうね・・・これは、中井権次正貞か? いや違いますね・・・私見

奉 再建・・・佐屋・・の文字が! そして、村役人、大工当村と詳細が書かれていますし、判読できますが、字、難しい・・・
・・・左側・・・

中央、円形の竿の石灯篭・・・安政六(1859)と刻まれている

中央の石灯篭・・文政元年(1818)


     石段横の自然石の灯籠 天保十三年(1842)と、刻まれている

覆屋の梁の棟書・・・こんなにはっきりとそして、梁全体が拝見できるのも初めてです
そして、覆屋ならでは、向拝の彫刻の状態が非常にいいですね!
宝珠に朱色の帯が描かれているのは初めてみました・・・よかったです





2018年8月19日

薬師堂・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県美方郡新温泉町湯1277-2

中井権次一統の足跡を巡っています

兵庫県美方郡新温泉町湯1277-2、薬師堂です
夢千代の里、湯村温泉です・・・観光のご案内
前回の八幡神社、道路挟んだ向かい側に位置します、薬師堂です

薬師堂、石段から見上げれば、そこには巨大な龍がいます




薬師堂

貞観十七年(875)湯村温泉を開発された慈覚大師の徳をたたえて、お堂を建立したと伝えられ、薬師如来と共に同大師の尊像が祀られてある
元禄十五年安政四年に大修理が行われ、昭和解体修理を行って今日に至る
へん額「醫王殿」は天台宗第百三代座主無品覚雲の書である(覚雲は亀山天皇第十二皇子)


向拝

なかなかの迫力です・・・久しぶりの大きさです

木鼻

木鼻

刻銘・・・「彫物師 丹波町住人 中井清次良正用」 正貞の弟ですね

持送り・・・堂側から

持送り・・・堂側から

お堂の前の灯明?線香立て?  賽銭が入っていましたが・・・


慈覚大師像


   慈覚大師像横の石灯籠・・・寛政十年(1798)と刻まれている


中井清次良正用作の迫力ある、大きな龍を拝見いたしました

薬師堂、八幡神社・・・お向かいに位置すると、中井権次一統の足跡を巡ってるものにとっては、近いのは、ありがたい?ことです・・・

この雪深いところで、作業して、ひとっ風呂浴びて、疲れを癒やしたかもしれませんね
そうか? どの季節に作られたかが分らないですね・・・
・・・でも、きっと、ひとっ風呂浴びていますよ・・・昔の人も、温泉は、薬用としてはりましたからね