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2020年10月9日

Nikonレンズ NIKKOR 50mm F1.4 分解清掃に挑戦です

先日、救出?した、NIKKOR 50mm F1.4を、分解清掃してみます
過去、3度レンズ分解清掃して、2度失敗しています故、今回は事前下調べを・・・
NIKKOR 50mm F1.4は、単焦点レンズ、AF機構がありませんので、難しくはないと、思いますが・・・
それはそれで、慎重に・・・

まず、用意するものは・・・
カビキラー、無水エタノール、レンズクリーニングペーパー、吸盤オープナー
そして、精密ドライバー、磁石です
それと、虫眼鏡、拡大鏡、LEDライトです

カビキラー・・・本来なら、レンズクリーナー液を使用するのですが・・・今回はこれで!

先人の教えで、前玉を外す前にNikon NIKKOR‥と、書かれているリングを吸盤オープナーで、回しますとある・・・
うん?手持ち吸盤オープナーが、サイズが合わない?
そして、ゴム手袋をして、回そうとするが、これが、硬くて、まわりません
う~ん! 困った・・・

次なる、先人の教えで・・・
下、赤丸の部分のネジを外します

これが、また、小さくて・・・

下写真のスケールと、比べて下さい、1.5mmほどしかありません
まして、「マイナスネジ」
再度、取り付けなければならないので、磁石をドライバーのタップに着けたままでおいておいきます

無事、リングが外れました
この時代は、ネジ式で、組み立てられているようです
文字のリングが外れません、回りません
こうなれば、隙間に無水アルコールをちょっと入れて、潤滑剤の代わりに・・・
お! 見事に回りました

前玉がポロッと外れ、胴鏡部分がすっぽり抜けました
そうなれば、順にレンズを外すことができます
後玉も外し、分解は完了です

この間の、写真が撮影できていません
ヘリコイドも問題なさそうです

前玉の状態です
カビキラー、無水エタノール、レンズクリーニングペーパーを使い、念入りに清掃です


後玉、キレイに見えます
2枚合わせになってその間の周辺に少しカビが見えます
そのレンズ、合わせレンズのようで、外すことができません
切り込みも確認できましたので、回せると思います
蟹目レンチで、トライしましたが、回りません

ググってみました
先人は、アセトンリムーバーを使って溶かしてから、切り込みがあるので、蟹目レンチで回すとある・・・
アセトンリムーバーがないため、今回は僅かなカビなので、見なかったことにして、諦めます

さて、前回、はやる気持ちを抑えて、パチリしませんでした
NikonZ7+FTZを介して、NIKKOR 50mm F1.4を取付けました

紫電改のコクピットにピント、合わせます
Aiレンズなんで、AE優先ができるはずですが、F値表示しません
AFは、ピーキング表示が可能ですので、いとも簡単に合焦できます
前ボケ、後ろボケがイイすね・・・

正面から・・・今年の役目が終わって片付けなければならない、扇風機を・・・

D300Sにも取り付けました

D300Sは、AE優先で動作しました
D300Sはピーキング表示はありませんので、手動で合わせます
狙いは、尾翼の「343-15」に合わせてみます
しかし、表示上、合焦マークでパチリしても、ややピンボケ・・・前ピン?
これは後日、調整することとして・・・
我が目で、合わせてパチリしました

同じく、扇風機・・・「SIENT」の文字に合わせてみました

単焦点レンズ、それもマニュアルフォーカスは、初めて!
PentaxQ+01STANDARD PRIME、9mm、F1.8は使っていますが、AFが使えます

でも、単焦点レンズ・・・面白いですね 

なんとか、無事に分解清掃が終わりました
無限遠も出ています

まぁ、ちゃんと、作動するし、写るし、問題なしということで、本日の作業は終わり!

一度、外で、試したいですね・・・
楽しみです

年代物の、NIKKOR 50mm F1.4  分解清掃に挑戦の備忘録でした


追記:アセトンリムーバーを購入して、再度分解清掃してみようかなぁ?
そして、また、ジャンク品をあさりに行くかもね!




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