明石市立天文台の北に位置する、曹洞宗、人麿山月照寺……古刹です
西側に、明石市指定文化財、建造物「月照寺山門」があります
由来略記
当山は弘仁二年(811)弘法大師空海が現明石城本丸の地に湘南山楊柳寺を建立したに始まる
仁和三年(887)住僧覚証和尚が大和国楠本寺より船乗十一面観世音菩薩を勧請し同時に柿本人麿の祠を建て鎮守とし寺号を月照寺と改める
天正三年(1575)三木運龍寺より安室春泰禅師来る 座禅に入るとき人麿の神霊が現れ禅定を讃せらること七日に及ぶ 依って曹洞宗に改宗し改宗開山となる
元和五年(1618)明石城の築城に際しこの地に移された 享保八年(1723)人麿に神位神号が贈られ各天皇より宸筆短籍外多くの品を賜った
延享元年(1744)宝鏡寺本覚院より「人麿山」額の奉納があり此の時より山号を人麿山と改めた
明和六年(1769)永代長日勅願寺の沙汰を蒙った
みごとな彫物です
背面をみて、刻銘さがしましたが、見つかりませんでした
建造物「月照寺山門」 明石市指定文化財
一、元和四年(1618)小笠原忠政が徳川秀忠から伏見城薬医門を拝領、明石城の切手門とする
一、明治六年、月照寺山門として移し建てられた
軒瓦…三つ葉葵ですね
参道を降りていくと、三つ葉葵の紋のある五輪塔です
うん? 誰のお墓?
調べてみました
十四代藩主・松平斉韶の廟所とのこと
山の中腹にあります(明石市立天文科学館の側の参道)
なぜ、ぽつんと、この位置にあるのか? 案内板も無い
さらに調べると……
長寿院に明石市文化財に指定されている松平家廟所があり直明から十五代藩主・斉宜までの藩主と家族の墓があると…
長寿院は明石藩主をつとめた越前松平氏の菩提寺とのことです
その長寿院は、明石市立天文科学館の南にあります
見落としましたね……そこには、彫刻がみごとな廊があるとのことです
また、機会を見つけて、伺いましょう
追記:最近、下調べが甘い!
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